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Notebook: WRジェニングスのリターナー起用も
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年9月10日
- DEマイク・ニールがわき腹を痛めて練習を休んだ。今週復帰したILBデズモンド・ビショップだが、ハムストリングをまた少し悪化させ、この日はリハビリ組に戻っている。
- SSアタリ・ビグビー(足首)はPUPリスト(用語集へ)に入って6試合の欠場が確定しているが、本人によるともう走るのもカットを切るのも問題ないという。PUP入りを決めた球団側には不満を表明せず、「開幕までに復帰できなかった自分に失望している。これがチームにとって最善なのだし、僕はチーム優先だから」と殊勝なコメント。
- Journal Sentinel紙が情報筋から聞いたところによると、最終ロースターカット直前にイーグルスとの間で、6巡指名権と交換でC/Gジェイソン・スピッツを、という話があったらしい。6巡指名権では成立は無理。
- 昨季NFL最高の15.3ydsを記録した難敵WRデショーン・ジャクソン(PHI)のパントリターンについて、Pティム・マステイ。「ビッグリターンを許さないこともだけど、リターン自体をさせない、ということをコーチたちは強調してる。それが最大の目標。いつだって飛距離(グロス)よりもネットが重要だ。僕の平均が50ydsに達しても、毎回20ydsリターンされたんでは意味がない。ジャクソンは恐ろしく速く、頭のいいリターナーだ。僕らにとっては大変な相手だし、僕個人にとっても大変な仕事だ。少しでもスローダウンさせるよう全力を尽くすしかない」
- 同じくショーン・スローカムSTコーチ。「十分高く蹴ってフェアキャッチさせることだ。簡単にボールを持たせたら、彼を止められるかどうか。やり方はいつもと変わらない。しっかりしたカバレッジをすること。デヴィン・ヘスターを相手にするのと同じだ。1インチのスキを与えたら、1マイル持っていかれる。デショーンも同じことだ」
- こちらのパントリターナーは、CBトラモン・ウィリアムズとWRグレッグ・ジェニングスの2人で行く、とスローカムSTコーチ。「試合の展開によって変わってくる。自分たちがどこにいて、何が必要か。こちらのオフェンスやディフェンスがどうなっているか。そういったことがすべて考慮の対象だ」
- WRグレッグ・ジェニングスのパントリターン起用については、マッカーシーHCからもトンプソンGMからも許可が下りているらしい。
- TEトム・クラブトリーはスペシャルチームの4ユニットに加わるとのこと。プレシーズン初戦で手首を負傷し、もう4週間ちかくギブスをしてプレーを続けてきた。「開幕戦までにギブスを外すかどうかはわからないけど、もうすっかり慣れてキャッチングもちゃんとできるし、着けていても問題なく機能できる」
- 先日パッカーズから解雇されたS/KRウィル・ブラックモンがTwitterでファンに挨拶。Q&Aの形で質問に答え、「球団に対して含むところは全くない。6週経ってチャンスがあれば戻ってくる可能性もある」 「後任はトラモンとジョーディがしっかりやるはずだ。(攻撃力があるので)ホームランは必要ない。よいフィールドポジションがあればいい」 などなど。
- 過去4年連続でNFLで最も若いチーム(開幕時)だったパッカーズだが、Journal Sentinel紙によると今年は平均25.91歳でNFL6番目の若さとのこと(日数まで計算してある)。1位はパンサーズの25.15歳。パッカーズはマイク・シャーマンGM最終年の2004年が27.00歳(22位)だったが、トンプソンGM/マッカーシーHC時代に入ってからはずっと25歳台が続いている。
- Charlotte Observer紙によると、ロースター53人のうちパッカーズからドラフトされた選手は36人でNFL最多。NFL平均は27人。言うまでもなく、テッド・トンプソンGMのFA嫌いのチーム作りの成果といえる。