グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年9月 1日
いよいよ今夏最後の公開練習。練習終了後には選手たちがスタンドに駆け寄ってファンに感謝のあいさつ。ファンもスタンディングオベーションで選手たちを称えていた。
- 4人のケガ人の処理は前の記事を参照。1人も解雇せず第1次ロースターカットを終えたことで、プレシーズン最終戦をこなすに十分な人数が確保できたはず。先発組はすぐ引っ込むため、この日の練習でもスペシャルチームを含めて2ndチームや3rdチームのプレー時間が長かった。
- 「昨年と比べ、ケガ人が2、3人多いのは事実だ」とマイク・マッカーシーHC。「一番重要なことだが、ケガが深刻なものや長期にわたるものではないことが望ましい。そしておおむね、今年はその通りのはずだ。しかし実戦経験に勝るものはない。ディフェンスでいえば、OLBマシューズ、OLBジョーンズ、そして最近負傷したDEジェンキンズやILBビショップ。先発組が一緒にプレーできず継続性を築けないのは、大きな懸念材料とは言えないまでも、理想的な状況でないのはたしかだ。開幕のフィラデルフィアに向けて、練習の中で準備していくしかない」
- QBロジャースおよび1stチームオフェンスは、チーフス戦で1シリーズだけ出場の予定、とマッカーシーHC。
- この日もLTクリフトン(ヒザ)は軽い内容で、1stチームの左タックルは主にブライアン・ブラガ。今回はおそらく左タックルだけをプレーするのではないか。
- 「RBブランドン・ジャクソンはこの1年で大きな飛躍を遂げた」とマッカーシーHCが絶賛。
- FBクイン・ジョンソンがゴールライン練習でQBフリンからのTDパスをキャッチ。
- 「ジョーディ・ネルソンはWRの中で今キャンプもっとも落球が少なかった。私の覚えている限りでは1回だけだ」とジミー・ロビンソンWRコーチ。
- TEアンドリュー・クウォレスがQBフリンからのTDパスを見事にワンハンドキャッチ。ベン・マカドゥーTEコーチは、「彼は大学時代と比べてランニングゲームやスペシャルチームの仕事が多く、まだ手探りで進めているところだ。成長の過程であり、そして成長には山や谷がつきものだ。先週あたりから、光る才能を見せ始めているように思う。しかし我々が求めるのは安定感であって、それが挑戦だ」
- TEスペンサー・ヘイヴナーが今日はLBもプレー。今週のゲームでは再びディフェンスをやらされるのか。
- ドラフト外ルーキーのILBアレックス・ジョセフ(テンプル大)はプレシーズン最初の2試合を欠場し、先日のコルツ戦も出番はごくわずか。それだけに、今週の試合でアピールできるかどうかで今後のキャリアが大きく変わってくる。「大まじめな話だ。たぶん今週は僕の人生で最も重要なものの1つだろう。それは間違いない。自分にはビッグゲームを期待してるよ。チームに残るうえで、キックオフカバレッジは僕の一番大事な仕事だ。モーリス(LBシンプキンズ)と僕は"Bruise(痛めつける) Brothers"だ」とBlues Brothers にひっかけたジョークで意気込みを語っている。
- キャンプ序盤にOLBに移されていたロバート・フランソワがILBに戻っている。
- スペシャルチーム練習。
- この日もWRジェイソン・チェリーが最初にフィールドに来てJUGSマシン相手にパントのキャッチング練習。しかし、強い風の吹いたチーム練習では、JUGSマシンからのパントを落球したり、目測を誤ってワンバウンドさせてしまうパントもあった。前日も落球があり、やはりキャッチングが最大の課題。
- Pクリス・ブライアンは夫人の出産のため欠席。これは解雇かと記者たちが色めき立ち、「いや先々週のDEハレルみたいに出産休暇ってことがある。チームからの説明があるまでわからん」という話になったところで、本当に出産という確定情報が流れた。解雇記事を書き始めてしまった記者はいたはず。
- Pブライアン不在のチャンスに、Pティム・マステイは十分なハングタイムの好パントを連発。正パンター決定へ、いよいよ王手だ。
- オンサイドキックおよびそのリカバーの練習。
- マーク・マーフィ社長が練習フィールドのスタンドを訪れてファンと交流していた。テッド・トンプソンGMはスペシャルチーム練習中にWRドナルド・ドライバーと談笑。