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Day 18: 6人が復帰 DEハレル腰痛再発か
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年8月18日
朝8時に16℃という肌寒さ。夕方はフルパッド練習の予定がノーパッドに変更されている。
- ケガ人情報。
- 以下の6選手が今日から練習復帰。RBグラント(脳震盪)、TEトム・クラブトリー(手)、C/Gスピッツ(ふくらはぎ、8日ぶり)、ILBバーネット(ヒザ)、OLBシリル・オビオザー(ふくらはぎ)、Sウィル・ブラックモン(ヒザ、12日ぶり)。
- DEジャスティン・ハレルが今夏初めて練習を休んだ。「今朝目が覚めたら腰に張りがあった。明後日は出られると望んでいる」と本人。先日のブラウンズ戦でのプレー内容はかなりよく、前日には本人が「体の方はすべて順調」とコメントしたばかり。毎年腰痛で苦しんできただけに、「これでついにハレルも終わりか」との声が少なくない。
- ここでケガ人を整理。いま練習に参加できない選手は、CBハリス(ヒザ、PUP)、SSビグビー(足首、PUP)、RBスタークス(ハムストリング、PUP)、OLBマシューズ(ハムストリング)、OLBジョセフ(太もも)、DEハレル(腰)、RBランプキン(ハムストリング)、G/Cディートリック=スミス(首)。
- TEトム・クラブトリーは以前から左手首を負傷しており、ブラウンズ戦でそれを悪化させてしまった。検査の結果、骨には問題がなかったが、手首の捻挫および骨挫傷(bone bruise)との診断。ギプスを着けて今日から復帰している。「痛みを止める方法をいろいろ試しているところ。でもギプスを着けてるとキャッチングがむずかしいね」
- ドム・ケイパースDCは、次のシーホークス戦も前回と同じく、基本パッケージ中心でブリッツの少ないプレシーズン仕様のゲームプランで行く考えを明らかにした。
- テッド・トンプソンGMはこの日の定例会見で、「ブライアン・ブラガは左サイドに留めるつもり。長期的には彼はタックルだと私は見ている」
- 朝のウォークスルーではQBアーロン・ロジャースが人数不足のOLB役を務め、華麗なスピンムーヴも披露。
- "screens and deceptions"の時間にはフリー・フリッカーの練習を行い、QBロジャースからWRネルソンにきれいなロングパスが決まった。ロングパスといえば、遠くのカゴに投げ込むロングパス練習でロジャースが見事に一発決めた映像がある。(決めたあとのロジャースの動きは格闘技のベルトをしているポーズで、ファンからは賛否両論)
- 雨の場合を想定し、水に漬けて濡らしたボールを使い、センターとQBのエクスチェンジ練習を行った。
- WRブレット・スウェインは質の高いプレーを続けていて、5番手WR争いの先頭をキープか。
- 8日ぶり復帰のC/Gジェイソン・スピッツ(ふくらはぎ)。「僕を休ませた判断は正しかったと思う。こんな大事な時期に1週間も休むのは最低だけど、チームとしては賢いやり方だったし僕も我慢した。いい結果になるはずだ。ポジション争いで置いていかれかれたこと? 僕はフィールドでプレーすることで給料をもらっているし、僕をどこでどう使うかはコーチたちの決めることだ。ようやく昨季の体調に戻ってきたし、その昨季ぼくはとてもよい選手だった。あとは状況しだい。僕は体調を保たなきゃいけない。話はそこからだ」
- 左DEに移ったライアン・ピケットはラン守備でよい動きを見せている。ノーズタックルと違ってダブルチームされることが少ないから楽、と本人。
- 朝の練習でILB A.J.ホークがQBグレアム・ハレルのパスをワンハンドでインターセプト。彼は夕方の練習でもTEヘイヴナーへのパスをディフレクトし、そばにいたFSコリンズがインターセプト。
- チラーがアウトサイドに移ったため、ニッケル隊形でバーネットと組むILBはA.J.ホークとデズモンド・ビショップの争いになっている。「現時点では、競争はワイドオープンだ。A.J.とビショップのどちらがプレシーズンで活躍を見せるかだ。ビショップは成長途上で、去年の今頃よりもずっとよくなっている」とケイパースDC。
- ドラフト外ルーキー、Anthony Levine の姓はレヴァインでなくレヴィーンと発音するようなので、カナ表記を変更。
- ブラウンズ戦でキャッチミスを連発したCBサム・シールズは、朝一番にフィールドに来てJUGSマシン相手にキャッチング練習をしていた。しかし夕方のパントリターン練習では同じくJUGSマシン相手に立て続けに落球し、スタンドのファンからうめき声が上がった。
- デッドヒートの続くパンター争いについて、ショーン・スローカムSTコーチ。「ファミリーナイトとプレシーズン初戦が終わる頃には、それなりに差がついているだろうと予想していたが。次の試合でも前回と同じようなローテーション起用を続ける予定だ」
- スペシャルチーム練習。
- WRジェームズ・ジョーンズがパントリターン、キックオフ、キックオフリターンの1stチームに加わっている。
- 復帰初日のSウィル・ブラックモンがキックオフリターナーの1番手に入り、ヒザをかばう様子もなく自然に動いていた。2番手以降はRBブランドン・ジャクソン、WRジョーディ・ネルソン、CBトラモン・ウィリアムズ、CBサム・シールズ、CBパット・リー。
- パントリターン練習はSブラックモン、CBウィリアムズ、WRネルソン、CBシールズの順。
- 試合終了間際にタイムアウトなしでスペシャルチームが駆け込んで急いでFGを蹴る"Thunder"ドリル。Kクロスビーは40ydsを2回とも成功させた。
- ボールセキュリティ・ドリルの熱心さで有名なパッカーズだが、この日はスペシャルチームでも新しい練習が行われた。2人か3人のディフェンダーが取り囲んでリターナーの邪魔(精神的に)をする中で、リターナーはパントをキャッチしなければならない。
- QBブレット・ファーヴがヴァイキングス合流の報に、「私のリアクションは全くない」とマッカーシーHC。今月初めに引退騒動があったときも全く同じコメントだった。
- RBブライアン・ウェストブルック(PHI→SF)の獲得を見送ったことについて、レジー・マッケンジー人事部長。「すべてはケガの問題だ。リサーチの結果、我々は撤退した」