グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年8月13日
朝夕の2回練習。どちらもフルパッド練習の予定だったが、夕方はノーパッドに変更、時間も短めだった。
- ケガ人情報。
- T/G T.J.ラングがふくらはぎを痛めて夕方の練習を休んだ。C/Gジェイソン・スピッツも同じくふくらはぎを痛めて火曜から休んでいる。
- Sウィル・ブラックモン(ヒザ)について、「あのヒザではトレーニングキャンプへのフル参加はまだ無理、とドクターが言っている」とマッカーシーHC。
- ファミリーナイトで負傷したWRスウェイン(ヒザ)、TEクウォレス(ハムストリング)が復帰。WRドライバー(ふくらはぎ)、OLBフランク・ゾンボ(足首)も約1週間ぶりに復帰している。
- 土曜のブラウンズ戦では、QBロジャースなど先発組は20スナップ前後プレーさせたい、とマッカーシーHC。ILBバーネット(ヒザ)、OLBマシューズ(ハムストリング)、Sブラックモン(ヒザ)、Cスピッツはたぶんプレーしない、とのこと。
- おとなしいプレーぶりが目立つQBグレアム・ハレルだが、この日は朝・夕とも好調。(先発組がわずかしか出ない)プレシーズン初戦の準備のため、この日はプレー回数が多く、2ミニッツドリルでもしっかりTDドライブを決めている。
- 両タックル不在の朝の練習は、ブライアン・ブラガは左タックルと左ガードの両方をプレー。
- 今年のRTブレノ・ジャコミニは大きな成長を見せており、過去2年(批判されながら)残した甲斐があったかも、という声が増えてきた。ただ右タックルしかできない点で他の控え選手より劣っているので、「将来スターターになれる器」ということを見せることが必要のはず。彼は昨年もキャンプ半ばまではよかったがプレシーズンゲームでの出来が悪く、RT争いでバーバーに水をあけられた。
- 2年目のFBクイン・ジョンソンはここまで期待外れの内容で、エドガー・ベネットRBコーチからハッパをかけられたらしい。「プレーのレベルを上げろと言われたよ。考えすぎず、自分のプレーをしろという内容だった。僕らしいフィジカルなプレーを、さらに上のレベルで見たいと。僕は今でも(ロースター入りは)自分次第だと思っているし、見放されたなんて思わない」
- LB不足を補うため、TEスペンサー・ヘイヴナーがかつてのLB(インサイド)に戻ってプレーしている。「昨日そう言われたばかりで、僕自身予想してたわけじゃない。ディフェンスを習得してすべてのコールを覚えるのはなかなか大変だよ。ベース・ディフェンスは(昨年と)変わっていないけど、あれ以来プレーがかなり増えているだろうし。複数ポジションをプレーできるのは損にはならない。ただ僕はタイトエンドがすごく好きだから、そちらの仕事が増えるといいんだけど」
- TEヘイヴナーについてマッカーシーHCは、「昨年は必要がなかっただけで、緊急時にLBを兼ねるのはプラン通り」としている。いっぽうQBロジャースは(ヘイヴナーの隣のロッカーなので横から口を出し)、これは一時的な措置であって、LB兼任に戻るわけじゃない、と語っている。
- DEジャスティン・ハレルのwork ethicをJournal Sentinel紙のボブ・マッギン記者が次のように酷評。「この厳しい暑さの中でフルパッド練習することは、苦境に置かれた選手がどう反応するかを見るよい機会だ。ジャスティン・ハレルはまたしてもそのテストに落第している。その行動はワンパターンだ。1プレーこなし、ゆっくりジョギングか歩いて列の後ろに行き、ヘルメットを脱いで、ヒザをつく。どこか調子が悪いのかと、ターゴヴァックDLコーチが練習を止める場面さえあった。20年か30年前は、キャンプで体作りをするのが当たり前だったので、こうしたことは普通だった。しかし今は誰もが、オフに体を作ってキャンプに来る。ハレルは体ができていないのか、暑さに参っているのか、ただ自分を駆り立てることができないのか。彼のボディ・ランゲージが多くを語っている。その熱心な取り組みにおいて、彼とマイク・ニール(2巡指名)の違いはあまりにも大きい」
- CBブランドン・アンダーウッドとCBパット・リーはじゅうぶんレベルの高い3番手CB争いを続けていて、キャンプ前の期待を裏切っていない。現状ではアンダーウッドがわずかにリードだが、今後のプレシーズンゲームで逆転もありうる。アンダーウッドの方が身長(6フィート1)が高いが、リーの方ががっちりしていてフィジカルなプレーをする。フットワークではアンダーウッドの精度が高く、リーは時おりミスステップがある。
- ドラフト外入団のCBサム・シールズはこの日も20ydsパスを叩き落とすなど好プレーを見せ、開幕ロースター入りの期待が高まるばかり。地元両紙が大きなスペースを割いて彼の活躍を取り上げている。
- Kメイソン・クロスビーは朝・夕合わせて6/7。失敗したのは40yds台後半。
- この日はオンサイドキック、対オンサイドキックの両方の練習を行った。
- キックオフの1stチームは、RBジャクソン、FBホール、WRスウェイン、TEリー、ILBビショップ、OLBポピンガ、CBウィリアムズ、CBブッシュ、FSコリンズ、Sマーティン、そしてKクロスビー。
- 70年代に活躍したキッカーのチェスター・マーコル(新人王・プロボウル2回)が練習を見に来ていた。