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Day 3: OLBマシューズは柔軟に活用
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年8月 3日
初日から4回連続のフルパッド練習というキツい日々。月曜日にもかかわらず2500人ものファンが集まっている。
- OLBブラッド・ジョーンズ(背中打撲)はまだ休んでいる。CBハリス、SSビグビー、RBスタークスのPUP3人組と合わせて見学は4人だけ。
- 3日目にしてDEジャスティン・ハレルが練習半ばでドロップアウト。詳細は不明だが、暑さで一時的に参っただけ、という説が有力。5巡ルーキーのG/Tマーシャル・ニューハウスも暑さでダウンしてクーリング・テントで休んだ。
- SSアタリ・ビグビー(足首)は専門家の診断を仰ぐために明日は欠席する、とマッカーシーHC。
- レッドゾーンオフェンス(人工クラウドノイズ付き)や2ミニッツドリルに重点を置いたが、この日もディフェンスが優位で、よくプレッシャーがかかっている。
- 1stチームにLTブラガとCスピッツが入る場面があった。スピッツは相変わらずインサイドの3ポジションすべてをプレーしている。
- 1年目のFBクイン・ジョンソンはパスキャッチが頼りなかったが、今年はだいぶ向上し、体から離れたボールもしっかり捕れている。ランブロッキングでは新人SSモーガン・バーネットを5ydsも後ろに吹っ飛ばす場面があった。
- オフに受けたヒザの手術について、WRドナルド・ドライバー。「シーズン終了直後にドクター・マッケンジーと話し合ったんだ。『あと何年か痛みを我慢できるなら今のまま続ければいい。必ずしもそうする必要はないがね』 と言われた。『僕は40歳まで(あと5年)プレーしたい。そのためにはどうしたらいい?』 と僕は言った。『じゃあ手術をやってしまおう。そうすれば痛みを我慢することもない』 と答えてくれた。たぶん軟骨の問題だったと思う。踏ん張った時に鋭い痛みがあって、その後消えていく、という状態だった」
- オフにバイク事故を起こして肩甲骨を骨折したTEスペンサー・ヘイヴナー。「モーターバイクに乗るのは、フットボールのキャリアが終わってからにする。それが利口だ。僕らしからぬ失敗だった。二度としない。利己的な行為だった。フットボールのチャンスを僕は失いたくない」
- 4-4-3のジャンボ・パッケージではDEジャスティン・ハレルが1stチームに。
- この日もかなりの時間を左OLBマシューズ、右OLBチラーという布陣でプレーさせていた。(いつものチラーがアウトサイドに回っているので)ニッケル隊形ではILBホークに代わってILBビショップが入る場面も。
- この日のOLB/ILBブランドン・チラーはディフレクトされたパスをインターセプトしたり、QBロジャースに好プレッシャーをかけたり、と充実した内容。
- OLBクレイ・マシューズの左サイドでの起用についてマッカーシーHC。「クレイはウチのパスラッシュの中心であるし、相手オフェンスにとって、彼をターゲットにしたり位置を特定することができにくいプレーをできるかぎり増やす、ということも戦術の一部だ」
- ILBニック・バーネット。「(ヒザを負傷する前は)練習を終わったらスキップで帰れたのに、今はまったく違ってしまった(いろいろな処置が必要)。状態は申し分ないよ。(オフシーズンを全休したので)多少ヒザに痛みもあるけど、練習後にアイシングをすれば、また準備OK。スピードもある、パワーもある、よく動けていて、よいプレーができている。ただ痛みがあるのがイヤだね。トレーニングルームにいかなきゃいけないのが」
- サイドラインからの見学が続くCBアル・ハリス。「気がもめるのはたしかだ。でも待つ価値はある。フットボール後の"クオリティ・オブ・ライフ"がよいものにならなければならないし、復帰したときにチームのプラスになれるようにしたいから。PUPリストのまま開幕? (気はたしかか、というような身振り) そんなに長くはかからないよ。開幕戦には準備ができてるはずだ」
- Kメイソン・クロスビーは40ydsを2回蹴ってどちらも失敗した。タイムアウトなしで終了ぎりぎりにフィールドに駆け込むシチュエーションのFG練習だったが、1本目はわずかに左に逸れ、2本目は右にシャンク。2日間で6/11という不振に、地元記者からも心配する声が出てきている。「我々はいつ心配し始めるか? 私がテッド・トンプソンGMなら、今だね」
- Pティム・マステイとPクリス・ブライアンのパンター争いについて、「どちらが勝っても昨季のPジェレミー・カピノスよりアップグレード」との声が多い。
- パントリターナーはこの日もSウィル・ブラックモン、CBトラモン・ウィリアムズの順。
- 今夏のキャンプから、練習用ユニフォームの左胸にスポンサー企業のロゴが入っている(写真)。具体的には"Bellin Health"という地元病院グループで、屋内練習場ドン・ハトソン・センター外壁の大看板でも毎年おなじみ。