キャンプ練習開始前日、1巡23位指名のLTブライアン・ブラガがパッカーズとの契約にサインした。ESPNによると総額$14.75ミリオンの5年契約、そのうち$8.76ミリオンが保証されている、とのこと。これで今年のパッカーズはホールドアウトなく全員がキャンプ初日から参加することになった。以下は過去10年間の1巡指名選手のホールドアウト日数をまとめたもの。
2001年 | 10位 | DEジャマール・レイノルズ | 0日 |
2002年 | 20位 | WRジャヴォン・ウォーカー | 0日 |
2003年 | 29位 | LBニック・バーネット | 1日遅れ |
2004年 | 25位 | CBアマド・キャロル | 2日遅れ |
2005年 | 24位 | QBアーロン・ロジャース | 2日遅れ |
2006年 | 5位 | LB A.J.ホーク | 1日遅れ |
2007年 | 16位 | DEジャスティン・ハレル | 0日 |
2008年 | 1巡指名なし。2巡の3人とも遅れずに合流 | ||
2009年 | 9位 | NT B.J.ラジ | 13日遅れ |
2010年 | 23位 | LTブライアン・ブラガ | 0日 |
LTブラガと入れ替わりに、パッカーズはドラフト外ルーキーのNTアレリック・マリンズ(ノースカロライナ大)を reserve / did not report listに入れ、同じくドラフト外のLBジョン・ラッセル(ウェイクフォレスト大)を解雇して、ロースターを80人枠に収めた。
ふつう reserve / did not report list には、現役続行を迷っているなどの理由でキャンプ合流が遅れている選手が入ることが多いが、今回の場合、マリンズ本人が別の道に進むことに決めた、とマッカーシーHCは説明している。コンバインの際に心雑音が見つかった(ただしミニキャンプではフィジカルチェックに合格)選手なので、健康面での不安による決断かもしれない。解雇や引退扱いにしないのは、本人の気が変わったときに備えてのことだろう。