過去の記事 |
2010年 >
06月 >
OTA Notebook: DEハレルが1stチームに
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年6月11日
今年のOrganized Team Activities（OTA）で3回目の公開練習。強い風が吹き、QBたちには気の毒なコンディションだった。
- 欠席者・見学者は先週とほとんど同じ。変化があったのは以下のとおり。
- ILBニック・バーネットとWRドナルド・ドライバーが休んでいるのは、今オフシーズンに入ってからヒザの関節鏡手術を受けたため、とマッカーシーHCが初めて明らかにした。
- レイプ疑惑のCBブランドン・アンダーウッドは今週も休まず練習に参加している。
- 先週休んでいた6巡ルーキーのRBジェームズ・スタークス（ハムストリング）が復帰。
- 先週いなかったCBチャールズ・ウッドソンは出席しているが見学。
- 1巡指名ルーキーのLTブライアン・ブラガが1stチームの左タックルとしてプレーする機会が多かった。休養のためかブラガに出番を与えるためか、LTチャド・クリフトンの出番は少なめ。
- 2ndチームの左タックルにはT/Gアレン・バーバーが入っていたが、地面に転がされる場面がOL陣で最も多かった。
- 先週は右ガードだった5巡指名T/Gマーシャル・ニューハウスは左ガードもプレー。（2ndチーム）
- 先週休んでいたDEジャスティン・ハレル（腰）が復帰し、1stチームの左DEでプレー。ジョリー、ピケット不在のため。
- トップ3CBはこれまでどおりパット・リー、ブランドン・アンダーウッド、ジャレット・ブッシュの3人。ダイムバックにはジョシュ・ベル。この日はフィジカルなプレー内容でCBパット・リーの評判がよかった。
- SSビグビーがまだ合流しないため、3巡指名ルーキーのSSモーガン・バーネットが引き続き1stチームでプレーしている。「よく学んで成長してきている。セーフティにとって大変重要なコミュニケーション・スキル、とくにはっきりものを言うところが気に入っている。アスレチック能力の高さはディフェンスでもスペシャルチームでも明らかだ。まだ勉強の段階ではあるが、よくやっている」とマッカーシーHC。
- パントリターナー練習は、WRジョーディ・ネルソン、RBクイン・ポーター（ドラフト外）、CBサム・シールズ（ドラフト外）の3人。
- Pティム・マステイとPクリス・ブライアンの正パンター争いは今のところ互角、とマッカーシーHC。これまでのパントを見た記者たちの評判は「可もなし不可もなし」といったところ。あるベテラン記者は以下のようなコメントをしている。「のちに一人前のNFLパンターになる選手は、最初の練習から光るものがあるものだ。ジョン・ライアンでさえそれはあった。しかし今年の2人には感じられない」
- 来月末にスタートするトレーニングキャンプの練習日程が正式発表された（予定表）。基本的に水曜を休日とし、「昼・朝夕・休日」と繰り返していくマッカーシーHCの昨年までのパターンを踏襲している。
- 遅れに遅れているDEジョニー・ジョリーの裁判はキャンプ初日の7月30日に始まることが決まった。今回は裁判所の都合による遅れ。検察側はジョリーがドラッグ売買に積極的に関与していた証拠（ただし現役受刑者の証言らしい）を提出する予定であることを、すでに裁判所への書面で明らかにしている。
