グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年6月 8日
毎年恒例、WRドナルド・ドライバー主催のチャリティ・ソフトボールゲームがアップルトンのFox Cities Stadiumで開催され、パッカーズ選手たちを見るために7100人以上のファンがつめかけた。スライディングやダイビングキャッチなど、ケガが心配されるほどのハッスルプレーに試合は盛り上がり、今年はオフェンスチームが30-18で快勝を収めた。
収益金はドナルド・ドライバー財団を通じてウィスコンシン、テキサス(故郷)、ミシシッピ(母校アルコーン州立大がある)のホームレス家庭や貧しい学生への奨学金などにあてられる。またドライバーはこの場で、ウィスコンシン州スペシャルオリンピックスへの$2万ドルの寄付も発表している。
- 前日のレイプ事件で捜査対象となったCBブランドン・アンダーウッドだけは欠席したが、事情聴取を受けたその他の選手たちは参加。イベント中は事件についてノーコメントだったが、終了後に次のように話している。OLBマシューズ発言の中の「ただ1人の不適切な判断」という部分が多くを物語っていそうだ。
- RGジョシュ・シットン。「僕らはファンのため、善い目的のためにこうして集まっているんだ。ああいった事件のために出席を避けることはしない。(事件のことなど)まったく気にしていないよ。(キャンプが始まって)パッドを着けたらフットボール・タイムであって、他のことなど考えない」
- OLBクレイ・マシューズ。「金曜の大会にはたくさんの人が参加してくれて、多くの寄付やオークションも素晴らしかった。全体としてはすごくいい日だったんだ。ただ1人の不適切な判断がそれを台無しにしてしまった。今回の出来事が大会や財団そのものの評判に傷がつくことがないよう願っているけれど、全体としては今年もよかったと思うし、来年はもう少し注意深くやりたい。僕らはこの失敗から学んでいけたらと思う」
- QBマット・フリン。「こうした事件の中に僕の名前が含まれたことは残念だ。僕らはゴルフ・トーナメントのためにあそこへ出かけたのに」
- Sカリル・ジョーンズ。「僕はゴルフ・トーナメントのためにあそこへ行っただけで、起きたこととは何も関係ない。NFL選手というのは(検察の?女性の?)ターゲットになりやすいものだけど、正直なにが起きたのか僕は知らないんだ。何も関わっていない。僕の名前が一緒に出てくるのはうれしくない」
- QBアーロン・ロジャースは左右両打席(スイッチヒッターらしい)でホームランを打つ、と宣言していたが、残念ながらホームランは右打席だけ。ホームランダービーの優勝はQBマット・フリン。
- WRドライバーの長男クリスチャン(おそらく7歳)がみごとホームインした場面も盛り上がった。スモウ・レスラーの格好で守備につかされる選手も。
- Twitter好きの選手たちは試合中も熱心にツイートし、マウンドで投げているILBバーネットの携帯をRBグラントが盗んで書き込む場面も。
- 観客数7100人は2008年にWRドライバーがQBファーヴから主催を受け継いで以来最多。
- 下は盛況だったイベントを伝える地元ニュース映像。写真はこちらとこちら。