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OTA Notebook: QBハレルと契約
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年5月22日
- 水曜の練習終了後にトライアウトを受けたQBグレアム・ハレル Graham Harrell と正式契約。テキサス工科大ではシーズン5111ydsの大活躍(ハイズマン投票4位)だったが、昨年のドラフトでは指名されず。CFLサスカチュワンからもこの4月に解雇され、オクラホマ州立大のアシスタントとして働き始めていたところだった。大学時代にスプレッド・オフェンスで数字を稼いだQBはプロでは評価が低く(ESPN記事へ)、そのうえハレルは肩が弱く、コントロールも今ひとつといった評判。
- 入れ替わりに、昨季プラクティス・スクワッドにいたQBクリス・ピゾッティ(ハーヴァード大出身)が解雇された。前日の公開練習のときも、ピゾッティの出番はほとんどなく、ドラフト外ルーキーのノア・シェパード(サウスダコタ大)が3番手としてプレーしていたようだ。
- TEドナルド・リーは先発の座を失い、スペシャルチームでの出番が増えている。「僕はセルフィッシュな選手じゃない。勝利のために必要なら、言われたことは何でもやる。スペシャルチームでインパクトを与えるつもりだ。入団した頃はそっちで活躍していたわけだし、何も目新しいことはない。解雇の可能性? 自分の能力に自信を持っているから、考えたことはない。ぜひここでプレーを続けたいけれど、もしダメならば他でプレーするだろう。母からずっと言われてきたことだけど、自分でコントロールできないことを心配してもしょうがない。だからドラフトは全く見なかったし、ESPNさえ見なかった」
- 1stチームのノーズタックルとなったB.J.ラジ。「僕の知る限りでは、この方向で進むのだと思う。理由は知らないし、聞きもしなかった。でも、そう告げられたときは嬉しかったよ。僕のポテンシャルを最大限に生かすことができるから。最終的な目標は、ラン守備を向上させて相手ブロッカーを常に2人引き受け、後ろのA.J.(ホーク)やニック(バーネット)を自由に動かすこと。パスプレーでは、僕らがポケットを押し込んで、クレイ(マシューズ)やブラッド(ジョーンズ)のいる方へQBを押しやることだ。今はパスラッシュ技術の向上に務めているところ。右サイドにはリーグ最高の1人であるカレン(ジェンキンズ)がいるから、僕がスキルを磨けば、相乗効果が生まれれる」
- 腰の問題で昨季を棒に振った元1巡指名のDEジャスティン・ハレル。「昨季を休んで体づくりに取り組んだおかげで、これほど体調がいいのは最初に負傷して以来だ。大きな問題は何もない。ぶり返しもないし、軽い筋肉痛があるだけ。もう契約4年目だというのに、僕はここで何も貢献できていない。だから今年こそ僕は終りだ、と人々が言うのもわかる。でも自分としては出来る限りの努力をして、結果を見守るだけだ」
- 1stチームに入っている3巡指名SSモーガン・バーネット。「ニック(FSコリンズ)の隣でプレーできるのは名誉なことだ。すごいアスリートだし、頭もいい。彼のプレーを見て、質問をして、学ぼうと努力してる。まだやるべきことは多いよ。ホテルの部屋に帰っても、勉強すべきことが山積みだ」
- ウィル・ブラックモンのセーフティ転向について、ダレン・ペリー・セーフティコーチ。「過去の彼のプレーぶりを見ると、とくにボールの来る場所を把握する能力など、セーフティに必要な能力を備えている。もちろん、一人前のセーフティになるにはもっと多くのものが必要だ。ランサポート、よいタックラーであること、よいコミュニケーターであること。そういった部分で水準に達するよう、取り組んでいるところだ。サイズは十分だよ。ウチの他のセーフティたちと比べても、彼より大きいのは(元WRの)カリル・ジョーンズぐらいだ」