パッカーズは5巡23位(全体154位)でTEアンドリュー・クウォレス(ペン州立大)を指名。今年3人目のビッグ10カンファレンスからの指名だ。
Strengths : アスレチック能力とサイズに恵まれ、十分なバルクがある。パスキャッチ力も水準以上で、体から離れたボールや密集の中でも捕ることができる。フィールドをストレッチする加速力がある。通常のタイトエンドの他にスロットやHバックとしてもプレーしてきた。4年間で47試合出場(29試合先発)、パスキャッチ通算87回1146yds、8TD。LSUとのボウルゲームでは8回88ydsの活躍で勝利に貢献した。2008年まではいろいろ問題を起こしたが、昨季はチームリーダーの1人だった。
Weaknesses : メンタル・タフネスや練習熱心さにはやや疑問府がつく。ブロッキングはこの1年で向上してきたが、まだ不安定。見た目のサイズのわりにパワーに欠けるところがある。フィールド外で問題を起こしている。2007年には未成年飲酒で2試合出場停止、2008年にも飲酒運転などでスプリングキャンプと1試合出場停止を受けている。
その他 : すでに昨年12月に卒業をすませている。パッカーズでペン州立大といえば、戦前に活躍した殿堂入りラインマンマイク・ミカルスキ、ロンバルディ時代のLBデイヴ・ロビンソン、最近ではRGマルコ・リヴェラがおなじみ。