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Notebook: WRイーリーを解雇
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年12月16日
- WRバイレン・イーリーが解雇された。WR陣のケガ人続出のため11月7日にプラクティス・スクワッドから昇格したが、出場はわずか1試合だけだった。空いたロースター枠にはプラクティス・スクワッドからWRパトリック・ウィリアムズが昇格する見込み、とPress-Gazette紙は報じている。
- さいわいマッカーシーHCからの新たなケガ人報告はなし。今週もNTライアン・ピケットが復帰できるかが焦点になりそう。
- ワイルドカード争いで少し余裕ができた?との質問にマイク・マッカーシーHC。「そんなことはない。2桁勝利を挙げるまでは、プレーオフの心配など意味がない。10勝してもプレーオフが保証されているわけではないしね。最後の3週は何が起きるか分からないし、シナリオは必ず変わっていくものだ。とにかく我々はピッツバーグに勝って10勝目を挙げることに集中している。最近苦しんでいるとはいえ、彼らは非常に優秀なチームだ。むこうが全力をぶつけてくることはみな覚悟している」
- RTマーク・タウシャーは復帰以来初めてのフル出場で、オフに手術を受けたヒザをかばう様子もあった。プレー内容もいまひとつだったため、「これならT.J.ラングに切り替えるべき」との声も大きくなってきた。「マークにとっては出場スナップの点で今回が最大のチャレンジだったし、我々としても注意深く見守っていく。きっと痛みはあるだろうし、(練習初日の)水曜にどのような状態であるかが大きな問題だ。どちらにせよ、代役の準備はする」とマッカーシーHC。
- 不振のKメイソン・クロスビーについて、スローカムSTコーチ。「コーチとしても、球団としても、過剰反応するつもりはない。すべての状況を客観的に見直すことはとても重要なことだし、今回もその1つではあるが、現時点でキッカー交替が必要だとは考えていない」
- 次のピッツバーグはマッカーシーHCの故郷でもある。「2年前のプレシーズンで訪れたが、レギュラーシーズンは初めてだ。里帰りは嬉しいが、これは我々全員にとってビジネス・トリップにすぎない」
- 地元両紙によるベアーズ戦の詳細レビューから。
- 痛いファンブルロストはあったものの、TEジャーマイケル・フィンリーの存在感は大きくなる一方で、相手ディフェンシブコーディネーターにとってはゲームプラン構築に頭が痛いはず。出場34スナップのうち、3ポイントスタンスはわずか9スナップで、それ以外はフランカーかスロット。TEリーは37スナップのうち3ポイントスタンスが25スナップだったが、肝心のブロッキングの仕事でミスが多かった。
- パッカーズディフェンスのブリッツは開幕戦と比べると少なく、5人以上のパスラッシュはドロップバック41回のうち13回(31.7%)。
- DL陣の出場スナップ数は、DEジェンキンズ(52)、DEジョリー(52)、NTラジ(26)、DEジャリアス・ウィン(11)、DEモンゴメリー(3)。
- B.J.ラジは出場26スナップのうち22回がノーズタックル。キャンプ以来ほとんどプレーしていなかったポジションとしてはしっかりした内容で、とくに序盤に迫力ある動きを見せた。ただノーズタックルの基本に忠実でない部分も目立ち、もっとパワーで押すべきとの声も。もう1人のルーキー、6巡指名のDEジャリアス・ウィンはプロ入り以来最多の11スナップに出場。目立った活躍はなかったが、まずまず堅実な内容だった。
- 1DL・5LB・5DBの"サイコ"隊形では、唯一のラインマンのDEジェンキンズは、一番有利そうな相手を選んで攻めることができ、今回は相手OLの弱点、LGフランク・オミイェルが主な相手。
- 今季パッカーズは相手のスクリーンパス潰しが非常にうまく、今回もILBニック・バーネットが3ydsロスに仕留めるプレーがあった。ILB A.J.ホークも好調をキープし、アグレッシブなプレーを続けている。
- ILBブランドン・チラーは手の骨折以来もっとも多い12スナップに出場し、最後はA.J.ホークに代わって3プレーでニッケル守備でプレーした。
- OLBブラッド・ジョーンズは先発3戦目で最も出来が悪く、ミスが多かった上にプレッシャーもゼロに終わった。終盤は2シリーズにわたってOLBブレイディ・ポピンガがプレーした。
- ビッグプレーは少ないものの、SSアタリ・ビグビーのプレー内容がどんどんよくなってきている。スナップ前のLBたちへの指示も的確で、戦術面の堅実さとビッグヒットが両立できるようになってきた。