検査の結果、CBアル・ハリスとOLBアーロン・キャンプマンはどちらもヒザの前十字靭帯(ACL)断裂の大ケガであることが確認され、インジャリーリザーブに入って手術を受けることになった。
不運なことにOLBキャンプマンは今年が契約最終年。CBハリスは2011年まで契約が残っていて、「あと3、4年はやるつもり。ケガはプランになかったけど」と話している。同じACL断裂の前例でいえば、昨年11月9日にACLを断裂したILBバーネットは今夏プレシーズン最終戦で復帰。昨年12月7日にACLを断裂したRTタウシャーは、(未契約期間を経て)今月8日のゲームで復帰を果たしている。そうした前例からすると、来季開幕戦には間に合わないのではないか。
CBの層が薄くなったパッカーズは、元ブロンコスのCBジョシュ・ベルと契約した。身長5フィート11(180cm)、体重177ポンド(80kg)と線は細いが、ランサポートは悪くないらしい。ベイラー大から昨年のドラフト外でチャージャーズに入団。解雇されてブロンコスのプラクティス・スクワッドに入り、シーズン半ばに昇格して9試合に出場、5試合に先発した。今年もロースター入りするはずだったが(代理人談)、プレシーズン最終戦でヒザを捻挫(4週から6週程度)してしまいインジャリーリザーブへ。"injury settlement"に合意して退団となった。
パッカーズは月曜に彼のワークアウトを行い、ヒザの回復ぶりも確認済み。詳細は不明だが、2年契約と言われている。ブロンコスではマイク・ノーラン新DCの下で3-4ディフェンスを経験していることも、評価ポイントの1つだったはず。おそらく入団初戦は出場したとしてもスペシャルチームのみになりそう。
パッカーズはすでに先週WRジェイク・アレンを解雇してロースター枠が1つ空いており、今回の補強はその枠を使ったもの。CBハリスとOLBキャンプマンをインジャリーリザーブに入れればさらに2つ空く。Press-Gazette紙によると、プラクティス・スクワッドのOLBシリル・オビオザーが有力候補として検討されている、とのこと。