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Notebook: RTタウシャー先発復帰インタビュー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年11月 7日
- 今季マイク・マッカーシーHCは屋外練習を増やしていて、ここ2週間ほども気温5℃前後の日に連日屋外練習を行っている。新レイ・ニチキ・フィールドが完成してランボーフィールドと同じ練習環境が整ったこともあるが、「屋内練習場ばかりで練習してるから、ホームの寒さを活かせないのでは」という批判を受け入れたのだろうか。
- この日も屋外練習を行ったが、日曜のタンパの予想最高気温は29℃で、むしろ暑さ対策が問題。
- ヴァイキングス戦で首を痛めたWRドナルド・ドライバーは2日連続で練習を休んだ。金曜には復帰の予定だが、少々のことでは休まない彼だけに、すこし心配なところ。
- WRジョーディ・ネルソン(ヒザ)とTEジャーマイケル・フィンリー(ヒザ)について、「今日のリハビリ・ワークアウトはよかったように見えた。来週復帰できれば、と期待している」とマッカーシーHC。
- この日もQBアーロン・ロジャースは個人メニューにとどめ、チーム練習では全スナップをQBマット・フリンが担当した。QBフリンは正確かつ鋭いパスをさまざまなコースに投げ分け、記者たちの評判も非常によかった。「じっさい今日のマットはとてもよい内容だった。パスの球速も増している。1年目から2年目の進歩を見守るのはよいものだ。より速いパスが投げられて、足も使えるし、(頭脳面でも)より素早くプレーできるようになっている」とマッカーシーHC。
- LTチャド・クリフトン&RTマーク・タウシャーはこの日のフルパッド練習もスターター組でプレーし、先発復帰の方向に変化なし。
- RTマーク・タウシャーは再契約初日の10月12日にインタビューを受けて以来、初めて記者たちの質問に応じた。
- 回復したヒザについてどの程度の自信が? 「復帰初日はひさしぶりの練習にバタバタしていたが、時間が経つにつれて落ち着いてやれるようになった。(負傷箇所を)完全に信頼できるようになるには、実際にフィールドでさまざまなことを経験するしかない。まる3週間ここで練習を続け、毎日少しずつよくなっているし、ヒザに問題が生じたことはさいわい一度もない。ここまでの進展にはとても満足してる」
- ヒザを負傷する前と同じマーク・タウシャーか? 「いい質問だ。僕にもはっきりとは答えられないよ。じっさい本番でプレーしてみるまではね。どの程度のレベルでプレーできるか、そこでわかるはずだ」
- 新戦力マーク・タウシャーには何を期待できる? 「いまチームにとってサックは大きな問題だし、QBをもっとしっかり守らないといけないが、(ランを含めた)全体としてもっと効果的なオフェンスをしてより多く点を取る、そのことに僕らは力を注いでいる。オフェンシブライン全体としてもっとよい仕事をしなければならない」
- 「本当のフットボールを(練習で)シミュレートすることなどできない。ゲーム・スピードと同じような練習をし、できる限りのシミュレートをしてはいる。ヒットされてまずい姿勢になったとき、(負傷した箇所に)力強さが感じられれば、もう問題ないといえるだろう」
- 足首の回復のためにプレー回数を制限されてきたNT B.J.ラジだが、我慢の甲斐あってようやく100%に近づいてきたようだ。「そうだね。それにディフェンスもよく理解できるようになってきた。プレーするよりサイドラインから観ることが多かったから。チャンスをもらえるようになったから、その経験を活かしたい。この2試合は、ようやく足首に力が戻ってきて、相手選手に鋭くぶつかっていけるようになった」
- ILBチラー(手の骨折)の欠場でニッケル守備の出番を取り戻したILB A.J.ホーク。「もっと多くプレーしたいのは当然のことだ。しかし僕は、自分はもっと出場すべきだと証明するためにプレーするわけじゃない。そんなものは関係ない。ただチームの勝利に貢献したいだけだ」
- Pジェレミー・カピノスのパントについてマッカーシーHCは、「もっといい仕事ができるはず」と批判的なコメント。
- バッカニアーズで今週から先発QBに昇格したジョシュ・フリーマン(1巡17位指名ルーキー)は、カンザス州立大でWRジョーディ・ネルソンのチームメイトだった。「僕がK-Stateにいた頃と比べてどれだけ進歩してるか、楽しみだね。彼がああしてタンパで頑張ってるのは嬉しいよ。だっていま僕がここにいられるのも彼が助けてくれたおかげだし、逆に彼があそこにいるのも、僕が助けてあげられたからだと、そう思いたい」
- Wisconsin State Journal紙が今季パッカーズの許した31サックを図解にまとめていて面白い。対戦相手のアイコンをクリックすると、その試合で受けたサックが表示される。
- 元パッカーズのSチャーリー・ペプラーはファルコンズと契約。ペプラーは開幕前にパッカーズから解雇されて以来フリーだった。
- 同じく元パッカーズのSアンソニー・スミスはラムズから解雇。今春スティーラーズからパッカーズにFA移籍したものの、先発争いに加わることができず開幕前に解雇。直後にラムズと契約したが、出場はわずか2試合だった。
- 1999年の1巡指名CB/Sアントワン・エドワーズはいま、Lingerie Football League(写真)の Dallas Desire でヘッドコーチを務めている。同期入団のWRドナルド・ドライバーやCBマイク・マッケンジーと比べ、CBとしてもSとしても大成しなかったエドワーズだが、いまはドリーム・ジョブを手に入れたということか。