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Notebook: ベテランOTコンビが先発復帰へ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年11月 6日
- この日の練習では、LTチャド・クリフトンとRTマーク・タウシャーのベテランコンビが主にスターター組でプレー。コーチ陣はまだ明言していないものの、ケガの悪化やよほどの不調がないかぎり、ひさびさの先発復帰は濃厚といってよさそうだ。ランブロッキングではLTラングとRTバーバーの若手コンビがやや上と見られているが、パッカーズオフェンスではパスプロ安定の方が重要なのは当然のこと。
- マイク・マッカーシーHC。「今日のチャドは練習にフル参加し、状態はよさそうに見えた。明日の状態がどうなっているか、2人が明日のフルパッド練習を無事乗り越えられるかだ。経験にまさるものはない。マーク・タウシャーとチャド・クリフトンにはその経験がたっぷりある。今日の練習を見ただけでも、彼らのいくつかのプレーを見ただけでもそれは明らかだった」
- LTクリフトン10月19日のライオンズ戦で足首を悪化させて以来2回目のフル参加。
- RTタウシャーはヒザの前十字靭帯(ACL)断裂から11ヶ月、再契約から4週目を迎え、ちょうどキャンプを終えた感じになる。「フットワークが完全に戻ってきたと本人も感じているだろう。振り返ってみて、この3週間の我々のプランは正しかったと思う。Dr.マッケンジーもマークについて毎週よくなってきていると感じている」とマッカーシーHC。
- 先発降格となるRTアレン・バーバー。「たしかに、僕はいろいろとミスを犯した。ただ、今後も自分が向上することに集中を保たなければいけない。いまはそのことに気持ちを集中させているし、毎日の練習で進歩を続けていきたい」
- RTバーバーについてマッカーシーHCは、「よい働きもたくさんあった。ただ、多くの若手選手や、このチーム自体と同じように、向上すべきエリアがいくつかある、ということだ。若く成長途上の選手だ。とくにランゲームでは非常によい仕事をしてくれた」と語り、パスプロテクションがひどすぎたことが浮き彫りに。
- そのパスプロ不振のために両足を痛めているQBアーロン・ロジャースは、この日の練習を休んでいる。
- ジェイソン・スピッツ(腰)はまだ復帰のメドが立たない。「あまり改善が見られない。治療とリハビリを通じて何らかの改善があればと期待しているが。本人も苛立っている。ご存じのように、腰の問題というのは不確かな部分が大きい」とマッカーシーHC。
- FBコーリー・ホールは10月12日の練習でふくらはぎを負傷して以来初めて練習参加。まだ部分的な参加にとどまっている。
- ヴァイキングス戦後に問題発言をした2人は月曜にコーチ陣と話し合いを行い、火曜の休日に頭を冷やし、水曜に地元記者たちの前で反省の弁を述べている。
- DEジョニー・ジョリーはアンネセサリーラフネスで痛恨の1stダウンを与えただけでなく、試合後に反省の色を見せなかったのが問題だった。「感情に流された行動をすべきではなかった。せっかくニック(ILBバーネット)が3rdダウンですごいプレーをして、僕らはフィールドから出られるところだったのに。あの反則で相手に3プレー与えてしまい、タッチダウンにつながった。二度とこのようなことはしない。僕の過ちだったし、責任は全て僕にある。本当の自分はあのような人間じゃない」
- いっぽう3-4スキームへの不満を露わにしたDEカレン・ジェンキンズは、マッカーシーHC、ケイパースDC、ターゴヴァックDLコーチとそれぞれ一対一で面談を行ったらしい。「たくさんのことを話し合い、たくさんの問題が落ち着いた。この話し合いでたくさんのポジティブな成果があった。ああしてメディアを通して不満を述べたのは僕の間違いだった。問題があるのなら、まっすぐコーチの部屋に行って話すべきであって、ああしたやり方をすべきじゃなかった。その責任は僕にあるし、次はもっとよい方法をとらなきゃいけない。僕はチーム内でも年上の方なんだし、よいお手本にならければ」
- コーチたちとの話し合いの内容について、DEジェンキンズ。「僕の苛立ちは理解してもらえた。ハードに頑張った結果として勝利が得られないと、苛立ちは募るものだ。コーチたちはチームにベストだと思うプレーをコールするが、ときに選手はチームの勝利のためにもっと貢献したいと思ってしまう。ただ同時に、選手はスキームの中でプレーしなければならないと理解すべきだし、個々の選手を喜ばすためにディフェンス全体を犠牲にするわけにはいかない。たぶん僕は忍耐が足りなかったのだろう。僕はこれまでいいプレーをしてきたし、このディフェンスでもよい働きをしてきた。忍耐強くスキームの中でプレーを続け、大きなプレーをするチャンスを待たなきゃいけない。新しいスキームにはなかなか慣れることができない。(3-4でのDEは)これまでとすこし違うからね。ただそれは受け入れなきゃいけないし、そのスキーム内でも大きなプレーはできる。そうした機会は今後も必ずある。戦いを続けるだけだ」