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Notebook: WRブレット・スウェインがシーズンエンド
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年10月28日
- WRブレット・スウェインのヒザの負傷は重く、近く手術を受けてシーズンを終えることをマッカーシーHCが明らかにした。7巡指名から2年目で初ロースター入りを果たし、最近は球団内でも評価が上がっていたところだけに残念。
- WRネルソン(ヒザ)もまだ復帰できそうにないため、いま使えるWRは上位の3人だけ。これで本番を迎えるわけにはいかないので、今週WR補強をすることがすでに決定している。
- 新しいスキームに習熟するのに時間がかかるポジションであることを考えると、論理的な選択肢はプラクティス・スクワッドからWRジェイク・アレンを昇格させること。昨季もパッカーズのプラクティス・スクワッドにいて、即使えるという点では申し分ない。月曜に外部候補のワークアウトが行われなかったことからしても、フロントはすでにアレン昇格を決定しているのではないか。
- WRジェイク・アレンについてジミー・ロビンソンWRコーチ。「他の条件すべてが同じなら、システムに習熟している選手がいい。外部から獲得した場合、最初は(実質的な戦力にならず)ただデプスのためだけに揃えることになりやすい。入団1週目はとくに大変だ。しかしジェイクのような選手なら、ここのオフェンスをよく知っている。この2週間はジョーディ(WRネルソン)とグレッグ(WRジェニングス)が練習を休んだので、(スカウトチームだけでなく)オフェンス組に加わってプレーする機会がかなりあった。もしジェイクを選ぶことになったら、きっといい仕事をしてくれるだろう」
- TEジャーマイケル・フィンリーはヒザの捻挫。「ミネソタ戦に出られる可能性は低い。しかし今週いっぱい時間を与えて、出場可能かどうか見守ることにする。練習できるとしても極めて限られたものになるだろう」とマッカーシーHC。
- 次週の先発OL陣についてマッカーシーHCは、「現時点では、ブラウンズ戦での5人をスターターとしてゲームプランを始める」と明言。LTクリフトンとRTタウシャーとCスピッツの3人は、ケガが治れば自動的にスターターの座を返してもらえるわけではない、自力で取り戻さなければならない、ということなのだろう。ブラウンズ戦でLTラングとCウェルズの出来がよかったためと思われる。
- RTマーク・タウシャー(ヒザ)は、正式に今週からフル参加の許可が下りた(すでに先週末にはフル参加に近かった)。 「我々のプランにフィットするかどうか、マークの今週の練習を見て評価を下すことになる。それはRBアーマン・グリーンも同じだ」とマッカーシーHC。
- LTチャド・クリフトン(足首)について、「先週は大きな前進があった。今週はおそらく水・木までリハビリに充て、金曜に練習参加できるかどうか見ることになるだろう」とマッカーシーHC。負傷する前もプレー内容はよくなかったので、こうなったらLTラングで行くべき、という意見は少なくない。
- 地元メディアのさまざまな評価によると、ブラウンズ戦でランブロックがよかったのはLTラング、Cウェルズ、RGシットンあたりで、LGカレッジの評判はよくない。LTラングは力強い脚のドライブで常にラインを押し込み、CウェルズはNTショーン・ロジャース(プロボウル3回)を見事にコントロールしてインサイドのラン成功に貢献、キャリア最高のプレー内容ではないか、との声も。
- 初先発のLT T.J.ラングが相手ラッシュにやられたのはQBヒット1回だけ。第1Qの第1シリーズでOLBウィンブリーのブリッツにスピードで抜かれたが、寸前でQBロジャースがTEフィンリーに16ydsパスを通した。22回のドロップバックのうち、(TEやFBなどの)エクストラ・ブロッカーをLTラングにつけたのは9回、チップ(パスコースに出る前に一瞬だけヘルプ)したのが5回。しかしその多くはインサイドのブロック、またはブリッツに対応してのもの。LTラングのアウトサイドの1on1のプロテクションはかなり信用されていたことになる。
- Press-Gazette紙の分析によると、RBライアン・グラントのラッシング148ydsのうち、最初のコンタクトの後のゲインが91ydsを占めていたとのこと。RBグラントがタフに走り、ブラウンズはミスタックルが多かった。