グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年8月12日
- 3日ぶりのフルパッド練習。
- FSアンソニー・スミス(鼠蹊部)は復帰。OLBジェレミー・トンプソン(鼠蹊部)は冒頭のジョグスルーだけ。RBブランドン・ジャクソン(肩)、RBデショーン・ウィン(ヒザ)、WRルヴェル・マーティン(鼠蹊部)、DEジョニー・ジョリー(足首)、OLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)、CBパトリック・リー(腰)はまだ復帰せず。
- この日もRTブレノ・ジャコミニが1stチームでプレーする機会があった。これまでは数プレーずつだったが、今回は(全体の半分以下ではあるが)かなり長い。ジャコミニの出来がよいからか、バーバーの出来が期待通りではないからか。ここまでのバーバーの地元メディアの評判は、可もなし不可もなし、といったところのようだ。
- 2ndチームではドラフト外ルーキーのG/Cイヴァン・ディートリック=スミスとC/Gデューク・プレストンが入れ替わり、ディートリック=スミスがセンター、プレストンが右ガードに入った。FA加入のプレストンだが、今夏のプレー内容は評判があまりよくないらしい。
- 鼠蹊部負傷のためパッドを着けていないWRルヴェル・マーティンだが、4番手QBとしてパス練習していた。40yds以上のパスもスパイラルがしっかりしていた、とのこと。
- RB不足のため、RBライアン・グラントは3rdダウンバックとしてもプレー。
- FBコーリー・ホールはプロ入り以来毎年ケガによる欠場が数試合ずつあった。今年は少し体重を増やすことで、シーズンを乗り切る耐久力をアップさせたい、と本人。これまでシーズン中は230ポンドと235ポンドの間だったが、今年は240近いところが目標。そのために栄養士にも相談し、正しい体重アップ方法を学んだという。「今の時期が一番重要なんだ。去年はキャンプでかなり体重を落としてしまった。今年は今のところキープできている。このままシーズンに入れたらいいね」
- ILBブランドン・チラーのプレー内容をマッカーシーHCが絶賛。「今回のキャンプでは、ラインバッカーの中でブランドン・チラーがよい働きをしている、という見方もできると思う。プレッシャー・パッケージで非常に自然に動けているようだ」
- 今夏最多インターセプトはFSニック・コリンズの3回で、カバレッジ範囲の広さと、狙ったパスに飛び込む嗅覚は昨季証明したとおり。ホールドアウトによるディフェンス習熟の遅れについて、チーム側の懸念が払拭されたわけではないが、ここまで順調に進んできているのは確かなようだ。QBロジャースによると、INTのうち2つは、FSコリンズがディープのカバーをヘルプするように見せかけたあと、アンダーニースへのクロッシングルートへのパスに飛び込んできたもの。「このディフェンスでセーフティは、フィールドを動き回りながらQBの目を読んでビッグプレーを繰り出すことができる。彼には2回もやられたし、今後もやられるだろう。本当にアスレチックだ」
- ブリッツ練習では、CBチャールズ・ウッドソンが華麗なスピンムーヴでRBグラントを抜き去る場面も。
- Kメイソン・クロスビーのキッキングは出来のよい日もあるが、キャンプを通してみるとやはり不安定。この日も28yds失敗を含む6/9だった。今キャンプでの失敗はほとんどが右へ逸れているらしい。地元メディアからも懸念する声が出始めている。
- 14位のCBマルコム・ジェンキンズ(NO)が契約したため、残る未契約選手は5人(リスト)。NT B.J.ラジについては、「日曜に話し合いのピッチが上がってきた」との情報も流れた。しかし8位のOTユージーン・モンロー(JAX)と10位のWRマイケル・クラブトリー(SF)のどちらかが決まらないかぎり無理だろう、という悲観的な見方が多い。
- パッカーズ・プロショップのサイトが全面リニューアル。商品の写真が大きくなって見やすくなり、分類もわかりやすくなった。