グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年8月 9日
- 雨のため、今夏はじめて屋内練習場ドン・ハトソン・センターでの練習。ケガ人が多いことを考慮して、フルパッド練習からノーパッド練習に変更されている。
- CBアル・ハリスとジミー・ロビンソンWRコーチは練習を休み、イーグルスの故ジム・ジョンソンDCの告別式に出席した。CBハリスにとってはフィラデルフィア時代の恩師。ロビンソンWRコーチは1994年から97年までコルツでジョンソンと同僚だった。
- センターと右ガードは相変わらず、Cウェルズ&RGスピッツ、Cスピッツ&RGシットン、Cウェルズ&RGシットンの3通りでローテーション起用が続いている。
- LTチャド・クリフトンはまだ本調子ではないといいながらもパスプロテクションの動きは素早く、Press-Gazette紙の非公式集計では、今キャンプのパスラッシュドリルで1回しか敗れていないらしい。ここ数年は(公称はずっと320ポンドのままだが)ケガによる練習不足によりオーバーウェイト気味だったので、体調のよい今年は318ポンドを目標にしている、と本人。
- RTブレノ・ジャコミニが少しだけ1stチームでプレー。パスプロテクションは安定しているが、ランブロッキングで迫力を欠く。
- 控えQB争いではQBマット・フリンが今年も優位を保っている。肩が弱く球速は物足りないが、ブロームよりも判断が素早くパスが正確。
- 5巡ルーキーのFBクイン・ジョンソンは相変わらず苦しんでいる。この日のゴールライン練習では、せっかくボールキャリーの機会をもらいながらファンブルロスト。先発の座を争うどころか、このままでは開幕ロースター入りが危うい。ただしランブロッキングでは時おり好ブロックもある。
- この日はWRジェイク・アレン(昨年プラクティス・スクワッド)が大活躍し、オフェンスの主役となった。QBロジャースからのサイドライン際の鋭いパスをつま先立ってナイスキャッチしたり、QBフリンからのエンドゾーンへ浮かせたショートパスをキャッチするなど、6フィート4の長身を活かしている。
- OLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)とOLBジェレミー・トンプソン(鼠蹊部)のライバルコンビは、最初のジョグ・スルー(軽いフォーメーションチェック)だけ参加し、その後は休んだ。マッカーシーHCによると、復帰できなくもないが大事を取った、明日のスクリメージ練習には参加できるかも、とのこと。
- 上記の両OLBが不在の今日は、OLBブレイディ・ポピンガが左サイドで1stチームに入った。7巡ルーキーのOLBブラッド・ジョーンズがPUPリストに入っているため、元気なOLBはキャンプマン、ポピンガ、シリル・オビオザーの3人だけ。
- インサイドLB陣では今年もA.J.ホークのプレーが地味でビッグプレーに欠け、ブランドン・チラーとデズモンド・ビショップがそれぞれ活躍をしているので、「ケイパースDCは(バーネットを含めた)4人の個性を活かして使い分けるのでは」という見方も出始めている。
- 1巡12位のRBノーション・モレノ(DEN)が契約に合意し、残る1巡指名選手は7人(契約額リスト)。4位LBアーロン・カリー(SEA)、6位OTアンドレ・スミス(CIN)、8位OTユージーン・モンロー(JAX)、9位NT B.J.ラジ、10位WRマイケル・クラブトリー(SF)、11位DEアーロン・メイビン(BUF)、14位CBマルコム・ジェンキンズ(NO)。