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OTA Notebook: FSニック・コリンズ初登場
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年6月19日
今年のOrganized Team Activities(OTA)のファン/メディア公開最終日。
- 契約問題でこれまで欠席していたFSニック・コリンズが初めて姿を現した。ダレン・ペリー・セーフティコーチのそばで練習を見学し(この日最も重要なインストールの部分だった)、やがてリハビリ組とともに屋内練習場に向かった。どこかケガをしているのか、それとも新ディフェンスに習熟していないためまだ参加できないのか、詳細は不明。マッカーシーHCも会見では詳述を避けた。
- これで選手全員が一度はOTAに顔を出したことになる。
- 主立ったところで欠席しているのはILBニック・バーネットとCBアル・ハリス。ケガによる見学組はこれまでどおり、Cスコット・ウェルズ(肩)、LTチャド・クリフトン(肩・両ヒザ)、OTブレノ・ジャコミニ(足首)、DEカレン・ジェンキンズ(足首)、SSアタリ・ビグビー(足首)といったところ。
- 1stチームDL陣は先週と同じく、左からLDEラジ、NTピケット、RDEジョリー。
- 1stチームLB陣も先週と同じく、左からLOLBキャンプマン、ILBチラー、ILBホーク、ROLBジェレミー・トンプソン。
- 先週部分的に復帰した1巡b指名のOLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)は2ndチームに入っているが、まだ完全復帰ではないようだ。
- ハリス不在のCB陣では、トラモン・ウィリアムズが1stチームに入り、ウィル・ブラックモンが3番手/ニッケルバック。2年目のCBパット・リーはやはりその次。
- SSビグビー(ウォークスルーだけ参加)とFSコリンズのいないセーフティ陣では、1stチームにアーロン・ラウスとアンソニー・スミス(どちらがSSでどちらがFSか不明。interchangeableかも)。ところが、その後のチームドリルではチャーリー・ペプラーがラウスに代わって1stチームに入った。ということは、3-4経験豊富なスミスが3番手以内を確保しているいっぽう、ラウスは4番手(つまりロースター枠ぎりぎり)さえ危うい、ということだろう。
- NT B.J.ラジはRBグラントへのスクリーンパスをインターセプトするチャンスがあったが、惜しくもキャッチできず。
- 1stチームOL陣はこれまでどおり、LTモール、LGカレッジ、Cスピッツ、RGシットン、RTバーバー。
- 2ndチームOL陣もこれまでと同じで、LTジャマーン・メレディス、LGネヴィン・マキャスキル、Cデューク・プレストン、RGイヴァン・ディートリック=スミス(ドラフト外)、RT T.J.ラング。
- 4巡指名ルーキーのT/G T.J.ラングの滑らかな動きをPress-Gazette紙が賞賛。マッカーシーHCもラングを褒めている。
- 地元両紙がともに挙げた"Play of the Day"は、QBマット・フリンからWRジェームズ・ジョーンズへの約40ydsのパス。まずQBがRBにトスし、RBがスクリメージ手前で止まってQBにボールを戻した。CBブッシュはしっかりとWRジョーンズをカバーしていたが、QBフリンからのロングパスがそのわずか上を通った。
- 昨年の7巡指名WRブレット・スウェインは引き続き好調で、手の届くボールは全てキャッチ。
- LBスペンサー・ヘイヴナーがタイトエンドとしてプレー。昨年や一昨年もスカウトチームではTE役を務めることがあったが、実戦でプレーしたのは高校以来とのこと。(TE不足を補うため、とか)今日だけの措置かと思いきや、次のミニキャンプやトレーニングキャンプでもLBとTEの両方をやらせてみるつもり、とマッカーシーHCは語っている。最近3-4向きのLBがどんどん入ってきて、存在価値が低下したからかもしれない。
- QBアーロン・ロジャースは、前日のファーヴのインタビュー放送は見なかったとのこと。「いいかい、もしブレットがプレーしたいのであれば、プレーするべきだ。僕に言えるのはそれだけだよ。その他となると、僕らが年に2回対戦するチームの選手の1人、ということだけだ」。 ファーヴと対戦する機会を楽しみにしているかと聞かれると、「まだ起きてもいないことについてあれこれ言うつもりはない。もし本当に起きたならば、そのときは僕もよい答えができるだろう」