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OTA Notebook: Cスピッツはガード経験が役立つ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年6月13日
- 今年はセンターに専念しているジェイソン・スピッツについてマッカーシーHC。「ジェイソンはセンターに馴染んできている。先にガードをプレーして、その後でセンターに移るやり方は、常に効果的だと私は考えている。ジェイソンも先にガードを学んだことが今の役に立っている。ウチのガード陣はセンターと同じように(スナップ前の)コミュニケーションをしているからね。センターというのは、喧しいスタジアムで脚の間からスナップをしなければならない。そのため、両側のガードもコミュニケーションを助ける役目を担っている。だからガードをやるということはセンターの準備になる」
- 今オフに肩の手術を受けたCスコット・ウェルズの復帰見通しについてマッカーシーHC。「けさ医療スタッフと話し合ったばかりだが、トレーニングキャンプ初日からフル参加できると強い自信を持っている。ジェイソンとスコットがキャンプで勝負することになる」
- OTAでは3週続けて1stチームに入っているOLBジェレミー・トンプソン。DEからOLBへのコンバートについては、「今年はヒップの柔軟性に重点を置いてトレーニングをしている。ヒップの方向(つまり体の向き)を素早く変えられる、より滑らかなアスリートになれるように。それに持久力も重要だ。(プレー間に)より素早く回復しなきゃいけない」と説明している。「新しいディフェンス、新しいポジションだから、容易じゃないよ。その日教わったことは、夜に復習することにしてる。毎晩1時間かけてね」
- 3-4ディフェンスにあまり乗り気でなさそうなアーロン・キャンプマンについて、QBアーロン・ロジャースがラジオ番組で率直なコメント。「3-4導入にがっかりするなんて、新スキームが自分自身の助けになることを理解していないんだよ。スタッツがあるんだ。過去2年間にベースディフェンスで彼が挙げたサックは、たぶん3つ未満だと思う。たいていのサックは(ニッケルやダイムなど)サブディフェンスで挙げたものだ。相手が3rdレシーバーを投入し、こちらがエキストラ・コーナーを投入するようなシチュエーションだね。今年から3-4になるといっても、それはベースディフェンスのことだ。でもサブになれば、これまでどおり4ダウンラインメンだよ。さらにベースディフェンスでは(予測しにくい)ブリッツを送り込んで1on1のマッチアップが増える(サック機会が増える)んだから、喜ぶ方が当然だよ。ときおりパスカバレッジの仕事をしなくちゃいけないのは事実だけど、ベースディフェンスでサック機会が増えることにどうして喜ばずにいられる?」
- 来週でインストールの終わる新ディフェンスだが、マッカーシーHCはアサインメントミスが多いことをチーム全体に注意した、とのこと。「今の時期は当然のことだし、特に全く新しいシステムともなればなおさらだ。しかしながら、アサインメントミスというのはコーチと選手の両方に責任がある。コーチは選手全員の呼吸が合うようにしなければならないし、選手がミスをしたのを見て、『クソッ、あいつには2回も注意したのに、あってはならんことだ』 などという姿勢ではうまく行かないものだ。何をすべきか選手たちに正確に把握させるのがよいコーチというものだ。今は我々はその時期にいる」
- オバマ大統領が就任後初めてグリーンベイを訪れ(選挙戦中の昨年9月にも訪問)、懸案の医療制度改革についてタウンミーティングを行った。会場はグリーンベイ・サウスイースト高校。わずか数時間の滞在のため、パッカーズ訪問の余裕はなかった。エアフォースワンや車列やイベントの様子は、すでにYouTubeに多数の動画がアップされている。