グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2009年6月 3日

OLBジェレミー・トンプソンへの期待

先日のOTA公開練習で注目されたのが、OLBクレイ・マシューズがハムストリング負傷で不在の1stチームに、プロ2年目のOLBジェレミー・トンプソンが入っていたこと。先週のインタビューで、ケヴィン・グリーン新OLBコーチが最も目立っている選手として挙げたのもOLBトンプソンだった。2月ごろから「3-4転向で最も利益を受けるのが彼だ」と関係筋はコメントしていたが、今回のことはその評価を裏付ける結果になった。こうなるとブレイディ・ポピンガは左サイドでキャンプマンの控えに回るのではないか、とPress-Gazette紙は気の早い予想をしている。

OLBトンプソンと1巡ルーキーのOLBマシューズが右アウトサイドの先発を争うのは、別の意味でも興味深い。トレードダウン好きのテッド・トンプソンGMが(シーホークス時代を含め)10年間のドラフトで2回だけトレードアップしたのが、昨年の4巡指名のトンプソンと今年の1巡b指名のマシューズだからだ。

DEからOLBへの転向についてジェレミー・トンプソン。「すごくいいね。大好きと言っていい。フリーで動ける機会がすごく増える。ウェイク・フォレスト大では3-4を経験していないけど、大学での経験が活かせる部分も多いんだ。ウチの大学ではディフェンシブエンドもカバレッジに下がるプレーが多かったから。まだ学ぶべきことはたくさんあるけど、大学時代と似た部分が多いのはたしかだ」

ロースター表では270ポンドだが、現在は260ポンドに絞っている、と本人。「このOTAの間、260ポンドでやってみて、調子がよければそのままの体重で行く。もう少し減らす可能性もある。オフシーズン・プログラムの間も、体重を絞ってスピードとアジリティを強化する方向でトレーニングしてきた」

ドム・ケイパースDCも次のように彼を評価している。「トレーニングコーチたちに聞くと、彼はチーム全体のトップ・パフォーマーの1人だという。昨年の体重がいくつだったか私はよく知らないが、現在の彼はとてもいいと思う。フィジカルにラン守備をするのに十分なサイズがあり、カバレッジに下がってもプレーできるフレキシビリティとアスレチック能力がある」

カテゴリ : Player