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OTA Notebook: WRドライバーも新契約を求める
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年5月31日
- OTA期間中、ファンやメディアに練習が公開されるのは、5月28日(木)、6月3日(水)、10日(水)、17日(水)の4日間だけ。
- 1月にドム・ケイパースDCの入団と3-4ディフェンス導入が決まって以来、OLBアーロン・キャンプマンは報道陣に対して全くコメントをしていない。ようやく口を開く機会が訪れたかと思われたこの木曜にも、記者たちがロッカールーム入室を許されると、彼はすでに退出した後だった。
- 今回はメディアに話すようにとチーム側からも促され、本人もその気になっていたが直前になってやめたらしい。
- キャンプマンがOLBへのコンバートに諸手を挙げて賛成しておらず、なんらかの不安または不満を抱えているのはもはや明らかだろう。
- Journal Sentinel紙のグレッグ・ベダード記者。「考えられる説明はこうだ。キャンプマンは正直な男だと我々はよく知っている。私にも他の記者にもウソをついたことなどないはずだ。それだけに、否定的な返答をするよりは何も言わない方がマシ、と考えたのではないか」
- おなじくグレッグ・ベダード記者。「私だって、自分が7年間習熟しプロボウルにも選ばれたポジションから、契約最終年にコンバートされたりしたら・・・。そのうえ、コンバートの成否を見極めるまでチームが契約延長交渉にも応じてくれない状況なら、あまり話をする気にはならないだろう」
- WRドナルド・ドライバーは、新しい契約を求めてOTAを欠席していることが明らかになった。
- 代理人によると、すでに球団側と話し合いは始めているとのこと。「ドナルドはテキサスでトレーニングをしている。参加義務付けのキャンプではないし、パッカーズもそれは理解している」
- WRドライバーは2007年に契約を見直して昇給したため、Journal Sentinel紙によると、今季のベースサラリーが$6.1ミリオンで来季が$7ミリオン。
- 2番手WRとしては文句のないサラリーに思われるので、いつ解雇されるかわからない状況を恐れて、なんらかの保証を求めているのかもしれない。
- 欠席中のFSニック・コリンズが契約延長を求めているのは既報どおり。
- 5月16日、彼の父ウィリーが長い闘病生活の末、がんのため56歳で死去したことが明らかになった。葬儀は23日。「家族の深刻な問題」というのは父のことを指していた。
- 父ウィリーは息子と同じベスーン・クックマン大でQBとして活躍したあと、フロリダ州クロス・シティで警察官や刑務所の刑務官として働いていた。
- 父の病気や葬儀のことがあったとはいえ、それは先週済んだことなので、OTA欠席の理由は契約問題だけ、と言っていい。
- CBチャールズ・ウッドソンはもともとOTAの出席率はよくないタイプ。CBアル・ハリスともども、出たり入ったりではないか。
- DEジャスティン・ハレルについて、マッカーシーHC。「ターゴヴァックDLコーチはとても満足しているし、ジャスティンと過ごす時間についてポジティブに語っている。ウェイトルームでの働きについても、トレーニングスタッフは非常に満足している。これまではポジティブなことばかりだが、(今後も無事に過ごして)メディカル上のハードルを越えて行かなければならない」
- DEハレルについて、マイク・ターゴヴァックDLコーチ。「彼は新しいポジションに完璧にフィットしている。彼の今オフシーズンの取り組みにはとても満足している。今年が初めての付き合いだから過去のことについては私は言えないが、非常に強い決意で取り組んでいるし、よく動けている。もともと頭のいい子だ。学習意欲も強く、ディフェンスの細かな部分についても学ぶ意欲があり、理解も早い。同じミスをすることが少ない」
- 右アウトサイドLBとして1stチームに入っているジェレミー・トンプソンについて、ケヴィン・グリーンOLBコーチ。「彼はアスレチックだ。非常にアスレチックだ。それに柔軟で、アウトサイド・バッカーにはそれは大きなプラスだ。右サイドをやっている理由? 彼は左利きだ。一般に、利き腕の左腕がパスラッシュにうまく使えるから、右サイドの方がよいプレーができるものだ」