過去の記事 |
2009年 >
05月 >
Draft Notebook 7: CB Brandon Underwood
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年5月 1日
- 6巡b指名はシンシナティ大のCBブランドン・アンダーウッド。高いアスレチック能力と6フィート1の素晴らしいサイズに恵まれている。2007年にオハイオ州立大から転校したため、スターターとして活躍できたのは昨季1シーズンだけ。昨季はCBとS(ケガ人が出たため)の両方で先発し、66タックル、4INT、3ファンブルリカバリー。ビッグ・イーストのカンファレンス1stチームにセーフティとして選ばれている。パッカーズはさしあたってCBとして起用する予定。
- 自分なら4巡で指名したい、というNFLスカウトもいて、荒削りだが素材はかなりのもの、という見方が多い。いっぽう、「40yds走などの数字と比べてプレーそのものが悪く、あまりインテリジェントではなく、安定感に欠けるプレーヤー」と酷評するスカウトも。
- 名門オハイオ州立大で優秀なCBとして期待されながら、奨学金を失ってシンシナティ大に移った経緯について本人。 「学業の方でうまくいかなくて、そこから転落が始まってしまった。オハイオ・ステートに残りたかった。でも、いったんスカラシップにサインをしたら、自分は『学生アスリート』なんだ。なのに自分はただのアスリートでしかなかった。でもあの経験で、自分の行動に責任を持つことができるようになった」
- シンシナティ大では学費のほとんどを自己負担し、学資ローンの支払いは当然まだ残っている。あと24時間で犯罪学の学位が取れるとのこと。
- カレッジ・スカウト副部長のショーン・へロック。「オハイオ州立大は彼を絶賛していた。これまで所属した中で最も才能に恵まれたアスリートの1人だと。優秀な選手が揃っているオハイオ州立大がそう言ったことは注目に値する」
- おなじくショーン・へロック。 「転校は学業成績の問題だ。しかしあの後は、成熟した大人としての行動をしている。シンシナティ大では学費の一部を自分で負担していた。もしオハイオ州立大に残っていたらドラフト順位はずっと高くなっていた、などと仮定の話は私はしたくない。これが彼の現状だし、この順位で我々は指名したのだから」
- 40yds走のベストタイムは4.36秒、と本人。
- 兄のE.J.もおなじくコーナーバック。2006年のドラフト外でジャイアンツに入団、ジェッツ、ビルズにも所属したが、NFLでの出場はない。