先週グリーンベイを訪問したビルズのC/Gデューク・プレストンがパッカーズとの契約に合意した。代理人によると2年契約とのことで、それ以外は明らかにしなかった。DEモンゴメリーの代理人と同様、金額を明かさないのは自慢にならない数字だからだろう。スターター級でなく控えクラスの契約と思われ、金額的にもDEモンゴメリー(2年総額$2.85ミリオン)と似たようなものか。
C/Gデューク・プレストンはサンディエゴ出身の26歳で、イリノイ大から2005年のドラフト4巡指名でビルズに入団、以来4年間で59試合に出場、20試合に先発している。身長6フィート5(196cm)、体重326ポンド(148kg)と現在のパッカーズOLでは最も重い。2年目にはOGヴィラリアルの代役として右ガードで8試合に先発、4年目の昨季はCファウラーの代役としてセンターで11試合に先発した。なお、父のレイモンドはかつてラインバッカーとして活躍し、チャージャーズで9年間(1976-84)プレーしている。
パッカーズはプレストンを成長途上の選手と見ていて、(右タックルの経験もあるが)インサイド3ポジションでデプス向上に役立つと考えている。契約前のインタビューでマッカーシーHCは、「たしかに体格はいいが、それよりもアスレチックなところを気に入っている。まだ若いし、明るい未来がある」と述べている。昨季は代役センターとして、DTクリス・ジェンキンズ(NYJ)やDTヴィンス・ウィルフォーク(NE)らを相手に苦戦続きだったプレストンだが、ゾーンブロッキングのスキームでならまだ伸びると見ているのかもしれない。