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Notebook: ケガ人が今季最多の19人
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月28日
- 水曜のインジャリーリポートには今季最多の19選手が掲載され、まさに満身創痍。水曜の練習に全く参加できなかったのはRTタウシャー、RBウィン、CBリー。
- スターター組で心配なケガ人はまずRTマーク・タウシャー(ハムストリング)。火曜に受けたMRI検査の結果をマッカーシーHCは明らかにしておらず、「水・木の練習は休ませて金曜に試運転」とだけ説明している。インジャリーリザーブ入りの可能性も指摘されていたほど地元メディアは悲観的だったが、タウシャー本人は出場できると楽観的。
- セーフティ陣にケガ人が急増し、なんと5人全員がインジャリーリポートに載っている。FSニック・コリンズ(ヒザの打撲)、SSアタリ・ビグビー(足首)、Sアーロン・ラウス(ヒザの捻挫)が今週新たにリストに加えられ、欠場したSチャーリー・ペプラー(ふくらはぎ)もまだ復帰は難しそう。どの組み合わせでパンサーズ戦を迎えるは不透明だが、コリンズとビグビーはなんとか出場できるだろうと見られている。
- CBパトリック・リーはヒザの捻挫で少なくとも2試合は欠場とのこと。彼は元気でもアクティブ登録されないことが多いので、これはあまり影響なさそう。
- DTジョニー・ジョリーは足と足首を痛めていて、水曜の練習は部分的。
- WRグレッグ・ジェニングスはハードヒットを受けながらナイスキャッチした際にわき腹を痛めたが、深刻なものではないとのこと。
- セインツ戦を欠場したDEジェレミー・トンプソンとWRジェームズ・ジョーンズは水曜の練習にフル参加している。
- DTライアン・ピケット。「どのシーズンも山あり谷ありが普通だけど、今年のウチはそれが多すぎる。ある週は上がり、次の週は下がる。あまりにも不安定だ。僕らはいいチームだけど、常に『いいチーム』であることが必要だ。ただ試合をするってだけじゃダメだ。さいわい不安定さを解消するための時間はあるが、今すぐやらなきゃいけない」
- 51失点ショックからの立ち直りついて、ショッテンハイマーDBコーチ。「大きなショックを受けたときには、自信というものが試練にさらされる。しかし今日の選手たちの回復ぶりは立派だった。選手が互いに求めるのはこういった態度だ。ミーティングでは、針の落ちるのも聞こえるほど(の静けさ)だった。練習時間をとおして、彼らは非常によく集中していた」
- 水曜の練習ではトニー・モールが右タックルを務め、もしタウシャー欠場なら彼が先発出場の予定。また、RTカレッジ、RGシットン、LGスピッツの組み合わせもテストしているが、これは緊急の場合に備えての準備らしい。
- 開始直後に退場したタウシャーの代役を務めたRTトニー・モールについて、ジョー・フィルビンOC。「序盤に1つミスがあってロスタックルを喰らったが、全般的には出来は悪くなかった。あまりゲームプランをアジャストする必要はなく、プロテクション強化のために(TEやRBを使って)ヘルプしてやる必要もなかった。ハードにプレーし、自分の力に自信を持っている。本人に聞けば、ずっと自分が先発しているべきだ、とでも言うだろうし、どの選手もそうであってほしい。彼が完璧だったかといえば、むろんそうではない。しかしランニングゲームでもラインを押していたし、プロテクションでも必死で頑張った。オフェンスにチャンスをくれた」
- 不振の続くPデリック・フロストだが、地元メディアからの強い批判にもかかわらず、今週もまだ首がつながっている。「彼は、素晴らしいパントを蹴ろうとしすぎる。きょう本人にも言ったのだが、もっと力を抜いて、ありのままの自分でいた方がいい。大事なのは考えることではなく、体に覚えさせたままに動くことだ」とマイク・ストックSTコーチ。