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Notebook: WRドライバーがチームに合流
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月23日
- 父の負傷のため2日間練習を休んで故郷ヒューストンに帰っていたWRドナルド・ドライバーが、金曜の練習に合流。「元気な様子だったよ。ドナルドは非常にポジティブな精神の持ち主だ。復帰してくれたのはありがたい。2日休んだから脚もフレッシュだし、練習の内容は非常によかった。仕事の面では、2日休んだのが身体的にプラスになった。精神的にも、ヒューストンで家族と過ごしたことで、気分が楽になったことだろう」とマッカーシーHC。
- 父の状態についてWRドナルド・ドライバー。「今は状態がよくなった。父のそばで2日間、いろいろな話をして、あのとき具体的に何が起きたのか、僕は正確に把握しようと努めてきた。今はみなよく把握できている。僕はただ父に会って無事を確認したかっただけ。あちらに着いたときには、もう大丈夫そうだった。もともとタフな人なんだ。一番大きいのは、父がハッピーな様子で、僕と別れるときも笑顔を浮かべていたことだ。もう仕事に戻れと本人に言われたから、こうして戻ってきた」
- ドライバーの父マーヴィンに暴行した疑いが持たれている警官3人は、一家の希望どおり、内務調査部の調べを待つ間、パトロール任務から外されることになった。
- WRジェームズ・ジョーンズが木曜の練習でヒザを悪化させてしまい、今週は "Questionable" となっている。RBデショーン・ウィンも木曜にふくらはぎを負傷して "Questionable"。
- LBバーネットをインジャリーリザーブに入れればロースター枠が空くが、今週もパッカーズは補強を行わなかった。ファルコンズから解雇されたDEブランドン・ミラーをウェイバーで獲得しようとしたものの、他にもSEA、HOU、DENの3球団が獲得を希望し、現在の成績が最も悪いシーホークス(2勝8敗)が自動的に獲得した。
- 今季セインツは被サックわずか8回でNFL2位、NFCでは1位。RBレジー・ブッシュ(3試合)やWRマーキス・コルストン(5試合)を欠きながらNFL1位のパス成績を残しているのは、安定したパスプロテクションでQBブリーズを守れているからだろう。「2年前に対戦したときと比べて、彼らの中で最も進歩したのはオフェンシブラインだろう」とマッカーシーHCも評している。いっぽうパッカーズが最も弱いのはパスラッシュで、NFLで23位タイの17回しかサックできていない。「プレッシャーをかけてはいるんだけど、望んだほどサックできていない。先週のシカゴ戦では1つだけで、何度もチャンスを逃した」とDEアーロン・キャンプマン。
- パッカーズがここ3試合勝利したゲームはいずれも、最初か2番目のドライブで先取点を挙げている。「ウチのオフェンスはリズムに乗ったときはうまく行くんだ。とくに最近2試合のホームゲームでは、それが何度かあった。これからも早いうちにリズムをつかむ必要がある。最初に3&アウトではダメだ。アウェーゲームでは早いうちにスコアボードに得点を並べて観衆を静め、相手ディフェンスの強みを1つ消さなきゃいけない」とQBロジャース。
- 今季NFLで3rdダウンでのQBレーティングが最もよいのがセインツのQBドリュー・ブリーズ(120.5)で、2番目がQBアーロン・ロジャース(114.5)。ロジャースはTD15回のうち10回を3rdダウンに挙げている。
- マッカーシーHCはオフェンシブコーディネーターとして5年間(2000-04)をセインツで過ごし、これが退団後初めてのニューオーリンズでのゲームとなる。パッカーズの現スタッフにはセインツでのコーチおよび選手経験のあるコーチがじつに8人もいる。
- セインツのショーン・ペイトンHCは、2006年1月にはパッカーズのヘッドコーチ候補の1人だった。マイク・シャーマンを解任したテッド・トンプソンGMは、ヘッドコーチ選びのいちばん最初にペイトンとの面談を行っている。面談の順序としてはマイク・マッカーシーは4番目だった。
- ベアーズ戦で145ydsラッシングを挙げたRBライアン・グラントが、今週の "FedEx Ground NFL Player of the Week" にファン投票で選ばれた。マイク・マッカーシーHCも同じくファン投票により "Motorola NFL Coach of the Week"に選出されている。
- アシュウォベノンにあるブレット・ファーヴの家は先月初めから売りに出されていたが、本来の希望価格よりも3万ドル安い$445,000ドルでこのたび売却された。本宅はミシシッピ州ハティスバーグなので、この家はゆったりしてはいるものの決して豪邸ではなく、隣の家がすぐそばに見える程度(建坪は3000平方フィート ≒ 279平米)。屋内の写真はこちら。ランボーフィールドとグリーンベイ空港のちょうど中間にあり、どちらへも2kmほどの距離。
- ベアーズ選手が試合に敗れた腹立ちからか、ランボーフィールドのアウェーチームのロッカールームに、こぶし大の穴を開けて去っていった。「どのようにして穴が開いたのか正確にはわからない。週末の間に起きたことは間違いない」とパッカーズの広報は話している。しかし、1980年代にはDEチャールズ・マーティンがベアーズのQBジム・マクマーンをボディスラムで地面に叩きつけて大ケガを負わせるなど、過去にはむしろパッカーズ側がひどい事件を起こしているだけに、その報いがこの程度で済むならよかった、とPress-Gazette紙のコラムニストは書いている。