過去の記事 |
2008年 >
11月 >
Notebook: TEフィンリーが謝罪
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月 8日
- 木曜はフルパッドのフィジカルな練習だった。LTクリフトン(ヒザ)もフル参加し、パッドを着けなかったのはCBウッドソンだけ。「選手がこれだけ揃えば、スカウトチームも含めて全員が本来のポジションでプレーでき、それだけチーム全体が向上していける」とマッカーシーHC。
- 次はドーム戦のため当然屋内練習場で行われ、人工のクラウドノイズを流しながらの練習も。
- QBアーロン・ロジャースは肩の負傷以来もっとも精力的にパス練習を行った。
- ディフェンスが今季1つしかファンブルリカバーしていないことについて、ウィンストン・モスLBコーチ。「今年のような数字は許されない。絶対にだ。我々が就任初年度に始めたボール・セキュリティ・ドリルは、オフェンスにファンブル問題があったせいだった。去年のディフェンスのファンブルフォースはよくて『まずまず』といったところ。しかし今年の数字は受け入れられない。対策は取っているし、それを強調して練習している。とにかくボールに集まることだ」
- 試合直後に起用法やロジャースのパスを批判した新人TEジャーマイケル・フィンリーは、コーチ陣から厳しく叱責されたらしい。スタジアム4階に呼ばれ、まずマッカーシーHCのオフィス、次はフィルビンOCのオフィス、さらにマカドゥーTEコーチのオフィスと説教漬けになり、すっかり神妙な謝罪コメントをしている。「自分は試合に負けたことに腹を立てていた。僕はA-ロッドに謝罪し、パッカーズ球団に謝罪した。僕はただフィールドで自分の仕事をしなければならない。コーチたちが僕への信頼を失わず、一緒に前に進んでくれることを願っている。このことはもう終わりにして、気持ちを切り替えたい。頭を正しい方向に向けて、集中を失わずにいることだ。与えられた仕事でチームに貢献し、チームと一緒に働いていきたい」
- 出番をもらえないルーキーの苛立ちについて、TEドナルド・リーが理解を示している。「彼はテキサス大でオフェンスの重要な役目を担っていたから、苛立ちはよくわかる。僕も同じ状況に置かれたことがあるからね。競争心が強ければ自分もフィールドに出たい、当然のことだよ。ハングリーな気持ちを保ってハードに頑張っていれば必ずよいことが起こる、それが僕の考え方だ。自分も入団したときは同じだった、と彼に言ったんだ。しかし僕が見失わなかったのは、献身的な努力を続けることだ。チャンスは必ず来る。あきらめて手を抜いたときにチャンスを与えられ、準備ができていなかった、ということになったら最悪だ」
- 急病のためタイタンズ戦を欠場したLTチャド・クリフトン。慢性のヒザ痛を和らげるために飲んだジクロフェナクという抗炎症薬が、激しいアレルギー反応を引き起こしたのだ。「生命の危機とまでは言わないけれど、ほんとにひどかったよ。体全体が腫れ上がってしまって、本格的なアレルギー反応だった。体中が赤くなって発疹が出た。喉が締め付けられて、呼吸をするのさえ苦しかった。次第に収まって第2Qの終わりにはユニフォームを着ることができたけど、試合には出ないのがベストだった。激しい症状を抑えるための投薬治療をあれだけ受けた後だから、やはり気分はよくなくて、なんかフラフラしていた。だから、(LTカレッジが負傷するなど)どうしても必要なときだけ君を投入しよう、ということになった」
- RGジョシュ・シットンは予期せぬ先発経験を積むことができたが、今度は再び控えに戻ることになる。「本番でプレーする経験に勝るものはないよ。その大きさは計り知れない。ミスはいくつもあったけど、いい部分もたくさんあったと思っている。フィルムを見て、自分のプレーを評価しし、悪かった部分は修正していかなきゃいけない」
- 急きょ先発を言い渡されたRGジョシュ・シットンの様子はいたって落ち着いたものだったらしい。「ジョシュに先発出場を告げると、彼は 『OK。』 と言っただけだった。ものに動じないヤツでね。『OK。そりゃいい。さあ行こう』 ってさ。たいして感情を示さなかった」とキャンペンOLコーチは笑っている。