QBアーロン・ロジャースが結んだ$65ミリオンの6年契約は、かなりキャップ・フレンドリーな内容であることがわかった。キャップの余裕を利用するため契約ボーナスをなくし、今年のベースサラリー(残り8週分)を$12.58ミリオンと巨額に。そして来春$7.42ミリオンのロースターボーナスを設定し、合わせて$20ミリオンが事実上の契約ボーナスか。来年以降のベースサラリーは$68万ドル、$6ミリオン、$7.25ミリオン、$8ミリオン、$9.25ミリオン、$10.5ミリオン。オフシーズンのワークアウト・ボーナスが毎年$50万ドル。
この契約により、QBロジャースの今年のキャップ額は約$1.73ミリオンから約$13.95ミリオンに跳ね上がった。今年はサラリーキャップの余裕が$20ミリオン以上あったため、それをたっぷり使って将来の負担を軽減することができた。契約ボーナス(契約年数割りで計上していく)がないために、たとえば数年後に契約の見直し、引退、解雇といった場合にも、巨額のキャップヒットを受けずに吸収することができる。