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Notebook: QBロジャースの判断ミス
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月 5日
- 今回の試合で大きなケガ人はなかったとのこと。
- RBライアン・グラントは手をぶつけて、サイドラインに下がらなければならない場面もあった。本来は25回ほどキャリーさせたかったが20回に留まったのは、(相手の陣容を見てQBが)オーディブルでランからパスに変更したプレーが何度もあったことも影響した、とマッカーシーHC。
- LTチャド・クリフトンはすでにアレルギー反応が収まり、来週の試合への影響はない見込み。水曜には練習参加の予定。
- クリフトンの代役として急きょ左タックルに回ったLGダリン・カレッジ。「非常によいプレーだったと我々は評価している。ヴァーサタイルな能力とインテリジェンスは彼の強みだ」とマッカーシーHC。
- マッカーシーHCによると、QBアーロン・ロジャースは依然として肩の痛みがある。水曜から練習参加の予定だが、パス回数の制限は続ける。
- フィルム分析を終えたコーチ陣は、何度もレッドゾーンに入ってタッチダウンを1回しか挙げることができなかったのはQBロジャースの判断ミスによることも大きい、と評価している。「減点対象とすべき判断がレッドゾーンでは多かった。相手ディフェンスが与えてくれるチャンスを受け取り、もっとスキームの中でプレーしなければならない。レッドゾーンでの判断は全般的に拙かったし、それが得点の少なさに結びついた」
- 二度の4thダウンギャンブルでのパス失敗について、マッカーシーHC。「(バック・ショルダーにすべきじゃなかったとの)TEフィンリーのコメントには同意しない。あのプレーのフィンリーはリリースが悪く、姿勢が高かった。ずっと練習でやっていることなのだが。次のギャンブルのWRジェニングスはルート取りが悪かった。エクセキューションの問題で、プレーコールは問題なかった」
- 「自分をもっと使うべき」 「4thダウン1ギャンブルではQBのパスが悪かった」というTEジャーマイケル・フィンリーの生意気発言について、マッカーシーHCもフィルビンOCも、悪かったのはTEフィンリーのプレーの方だ、と普段より厳しいコメントをしている。
- RBライアン・グラントのランはかなりよかったが、残念なのは一発ロングゲインが出ないこと。フィルビンOCは、「14ydsゲインしたプレーでは、RGジョシュ・シットンが最後までブロックできていれば、50yds級になっていたはずだ。そう、チャンスは2回か3回あった。ライアンの判断と読みはよくなってきたと我々は評価している」
- 過去2試合は基本通りのギャップコントロールができたのでラン守備が向上したが、今回はそれが時おり崩れ、大きなゲインを許してしまった。「ギャップをアタックするのではなく、ギャップで待つこと、それがフットボールの基本だ。みなさん耳にタコができているかもしれないが、ギャップコントロールには異なる技術がいろいろとあるのだ。非常によいギャップコントロールができたかと思うと、今度はそれが崩れて痛手を負う、今年の我々はそれが多すぎる」とマッカーシーHC。
- 10タックルの活躍を見せたDEマイケル・モンゴメリーについてマッカーシーHCは、「タフガイで、フィジカルにプレーすることを好む。非常によい内容だった。2回ほどコンテインのミスがあったが、その後はよかった。(ゾーンブリッツで)カバレッジに下がる能力も見せた。インターセプトの大きなチャンスもあったほどだ」
- DEバジャ=ビアミラを解雇したとはいえ、若手の成長でディフェンシブエンド陣はむしろよくなってきている、と首脳陣は考えている。新人DEトンプソンの成長とDEモンゴメリーの復帰により、DEハンターとDEペトウェイは主にスペシャルチームで貢献している。
- 今季初出場のDTジャスティン・ハレルについてマッカーシーHC。「まずまずといったところだ。ギャップの責任を怠ってビッグランを許したプレーがあった。むしろパス守備の方がよかったと思う。彼の復帰でDTが4人でローテーションできるようになったのはいいことだ」
- 復帰のCBアル・ハリスについてマッカーシーHC。「非常によいプレーだった。あまりパスは来なかった」
- 第4Q最後のFGトライではCBジャレット・ブッシュのグラブの先がボールをかすったが、延長戦のサヨナラFGの際には彼でなくCBチャールズ・ウッドソンが入っていた。「21番が、『自分がフィールドに残ってブロックを狙いたい。過去にやっていたことがあるから』 と言うのでプレーさせた」とストックSTコーチは説明している。