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Notebook: レシーバー陣は"ビッグ5"を希望
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月 1日
- 木曜の練習は前半が風の強い屋外で行われ、後半は屋内練習場に移った。
- QBアーロン・ロジャース(肩)は屋外ではほとんど投げなかったものの、屋内に移ってからパス練習を数多く行った。「今日は昨日よりパス回数が多かったが、非常によかった。ダウンフィールドへのすごいパスもいくつかあったようだ。肩を負傷して以来、今日の練習内容が最もよかったように思う。金曜の練習は軽くして、試合前にできる限り肩を休ませるプランだ」とマッカーシーHC。
- ハムストリングの負傷から6試合ぶりに復帰するSSアタリ・ビグビーだが、木曜の練習では彼とSアーロン・ラウスが交互に1stチームに入り、スナップ数ではラウスの方が多かったらしい。ショッテンハイマーDBコーチは「元の彼に戻っている。普段通りに動けている。ただ7週間ぶりの試合だけに、実戦でプレーできる体にどれだけ早く戻れるか、懸念もないわけではない。まあ負傷中も全てのミーティングに参加して、頭脳面は非常にシャープに保ってきたからね。試合中のコミュニケーションやチェックといったことも問題はないだろう」
- いっぽうCBアル・ハリス(脾臓)の方は、ドクターが最終的な出場許可さえ下せば、スターター復帰の予定。「アルはフットボール経験が非常に豊富だ。その経験は体に染みついているし、先発出場させるかどうかは、純粋にメディカル上の判断だけだ」とマッカーシーHCは断言している。
- ヒザの捻挫に悩まされてきたWRジェームズ・ジョーンズだが、ようやく完調となったようだ。「よく走れているようだし、問題ないように思える。彼はウチのプレイメーカーの1人だ。去年はルーキーながらとてもよいプレーをし、今年のキャンプも内容がよく、2年目の成長をはっきり見て取ることができた。デンバーでのプレシーズンゲームで負傷したのが不運だった」とマッカーシーHC。
- 5WRフォーメーション、通称"ビッグ5"を昨年たびたび使って相手守備を苦しめたパッカーズだったが、今年はWRジョーンズの負傷もあって事実上お蔵入りの状態。5レシーバーを使うにしても、TEが1人か2人入っている。しかしWRたちは"ビッグ5"の復活を望んでいるようだ。「僕らはほんと楽しみにしてるんだよ。マイク(マッカーシーHC)に圧力をかけているところだ(笑)。こっちの5人に対抗できる5人のDBを揃えているチームは少ない」とWRジェニングス。
- "ビッグ5"について、QBロジャース。「相手守備としては、選択肢が2つしかなくなるんだ。8人をカバレッジに下げるか、(リスク承知のブリッツで)プレッシャーをかけるか。プレッシャーをかけようとしても、こちらがブロックできれば、(少ない人数で)タックルしなければエラいことになる。ゾーンで守れば、短いパスがいくらでも決まる。どっちみち苦しいことになるんだ。僕の意見では、ウチにはNo.1レシーバーが2人いる。どこに行ってもエースが務まる選手がね。それに加えてNo.2級のレシーバーが3人。彼らが3番手CBや4番手CBやセーフティとマッチアップするんだから、当然ミスマッチになる」
- ノーバック隊形を使うには、パスプロテクションがカギとなる。DTアルバート・ヘインズワースを中心にしたタイタンズの強力DLについて、RTマーク・タウシャー。「テネシーはフロント4の力にすごく自信を持っている。彼らとミネソタがおそらくNFL最高のフロント4だと思う。シカゴもいいけど、シカゴはフロント7全体の力でやっている感じがある」
- 2009年まで契約が残っているWRグレッグ・ジェニングスだが、プロボウル級の働きをする中心選手となると、契約を1年以上残したところで契約延長するのがむしろ普通だ。そのため彼やQBロジャース(同じく2009年まで)は今季中に契約延長するものと予想されていたが、WRジェニングスは否定。 「集中の妨げになることはしたくないし、チームの邪魔になるような騒ぎを起こしたくない。もし(代理人とチームの間で)話し合いがあったとしても、今は僕は知りたくない。シーズンが終わるまで何もしたくないというのが僕の考えで、そう指示をしてある。もしシーズン中だとしても、シーズンの最後になるだろう。今すぐには何も起きないよ」
- 今週のゲームは今季NFLで最もインターセプトを挙げている同士の対戦となった。パッカーズ(13回)がNFL1位で、タイタンズ(12回)も2位タイにつけている。個人記録でも、4INTで並んでいる5人のうち、パッカーズ(CBウッドソンとFSコリンズ)とタイタンズ(FSグリフィンとCBフィネガン)が4人を占めている。
- 13インターセプトを挙げているDB陣についてDEアーロン・キャンプマン。「バックフィールドの連中はすごくよくボールを予測しているし、ボールが空中にあるときは、『よし、俺たちのボールだ』 という気構えでいる。僕らディフェンシブラインもパスラッシュで多少は貢献し、相手QBにプレッシャーをかけている、と思いたい」