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Notebook: 今季最高のケガ人状況
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月31日
- 水曜の練習に参加できなかったのは今週新たに負傷したLBデズモンド・ビショップだけで、チームのケガ人状況は数週間前と比べて大きく改善された。ただしそのLBビショップは、「予防に重点を置く」と宣言されたばかりのハムストリングのケガだった。
- DEジェイソン・ハンター(ハムストリング)とLBダニー・ランサナー(ハムストリング)は練習に復帰してフル参加。
- CBアル・ハリス(脾臓)は水曜の練習にフル参加し、きわめて順調。今週のインジャリーリポートからは外れ、タイタンズ戦での復帰が確実となった。先発復帰かどうか、マッカーシーHCは明言せず。
- SSアタリ・ビグビー(ハムストリング)もCBハリスと同様に復帰確実だが、先発かどうかは不明。コルツ戦でSアーロン・ラウスは今季最高の内容だった。
- DTジャスティン・ハレル(腰)について、マッカーシーHC。「進歩してきているし、入団以来最高の体になっている。彼に足りないのは実戦練習の量だ。もし彼をPUPリストからロースターに戻すなら、即出場させてローテーションに加えることになるだろう」
- 「僕らディフェンシブラインはこれまでにないほどヘルシーだよ。これほど多くの選手が練習に参加するのを見た記憶がない。参加選手が多いものだから、個人ドリルをこなす間にも、僕は呼吸を整える余裕があった。(試合でのローテーション的にも)すごくいいことだよ」とDEアーロン・キャンプマン。
- ディフェンシブラインの健康回復について、マッカーシーHC。「試合でこれまでのようなスナップ数を彼らに強いていたら、きっとシーズン後半になって悪影響が出てきただろう。今はもうその心配はなくなった」
- QBアーロン・ロジャース(肩)はまだパス回数の制限があるが、この日はディープボールも数回、問題なく投げている。ランニングゲームでは全てのスナップでプレー。
- コルツ戦ではニッケル隊形でLBブランドン・チラーを起用したため、LB A.J.ホークの出番が実質ほとんどなかったことがちょっとした話題になっている。鼠蹊部の回復については、「今日の練習で見た限りでは、爆発力が戻ってきたようだ」とマッカーシーHCは評している。タイタンズ戦の最重要課題は強力ラン攻撃を止めることなので、元通りLBホークとLBポピンガを使うことになるのではないか。
- 出番といえばフルバック陣も雲行きが怪しい。先発のFBコーリー・ホールはヒザの捻挫から復帰2試合目のコルツ戦だったが、FBジョン・クーンの方が2倍以上も多く出場。この日の練習でもFBクーンの方が出番が多かった。純粋なランブロックだけならFBクーンの馬力が上回り、パスキャッチではFBホールが少し上回っている。
- 鎮痛剤の違法所持で起訴されたDTジョニー・ジョリーは、火曜にヒューストンで初出廷した。公判前手続きは12月2日(火)に行われることが決まり、ジョリーはそこで罪状認否を行う。このスケジュールであれば、今季中はNFLからの処分を受けることなく最後まで出場できる見込みらしい。DTジョリー本人は裁判についてノーコメント。
- 殿堂入りの候補として133人の予備リストが発表された。パッカーズ関係では、元WRスターリング・シャープ(弟のシャノンも候補)、元Sリロイ・バトラー、元Sユージーン・ロビンソン、ボブ・ハーラン名誉会長、ロン・ウルフ元GM、カール・ヘアストンDEコーチ(PHI、CLE、ARIで名DEとして活躍)の6人が挙がっている。しかし実際に殿堂入りとなると、どの人物もかなり難しそう。