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Notebook: QBロジャースはまた投げず
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月 3日
- 肩を捻挫したQBアーロン・ロジャースは水曜のチーム練習に出席したがパスは投げず、ランプレーのハンドオフだけ。その後、他のケガ人選手たちとリハビリへ。
- QBロジャースについてマッカーシーHC。「今日(水曜)と明日は投げさせないつもりだ。『水曜に投げさせる』と一昨日に言ったのは、少々野心的に過ぎたかもしれない。金曜朝に再び状態をチェックし、ドクターがどう判断するかだ。他のケガ人たちと同じようにね。ただ休んでいるのではなく、彼は積極的にリハビリをこなしている。最初はテニスボールから始めて、今はもっと重い物を投げている。リハビリのたびによくなってきているし、本人も回復している手応えを感じている。彼が試合に出場するためにあらゆる機会を与えるつもりだ」
- QBロジャースによると、肩はすでに腫れが引いて、可動域も元通りとのこと。ただしパワーが元に戻っていない。「こうしたケガの場合、一番大事なのは力を取り戻すことだ。それさえ戻れば、僕はプレーできると思う。今週そうなればいいんだけど」
- QBロジャース。「いいかい、僕は全ての試合に出たい。『ブレットが250試合連続出場したんだから君もプレーしなきゃいかん』 なんて言われる必要は僕にはない。自分自身にプライドを持っている。深刻なケガを負いながらプレーしたことは何度もあって、だからこれは個人的なプライドだ。強行出場するために余計な燃料は必要としていない。ものすごくプレーしたいんだ」
- QBロジャースが退いた後は、QBマット・フリンとQBブライアン・ブロームがほぼ半々ずつプレーした。QBロジャース欠場の場合は間違いなくQBフリンが先発なのか?と聞かれたマッカーシーHC。「フリンがスターターだ。ただ、2人とも出場が可能なように準備させているところだ。2人とも出られるようにするのが目標だ。大きなチャレンジだ。QBコーチのトム・クレメンツは、(まるでキャンプ中のような)午前・午後練習の気構えで取り組んでいる」
- この日はパッドを着け、シーズン中としてはかなりフィジカルな練習を行い、特にオフェンシブラインには厳しい指導を行った。「チーム全体にそれが必要だった。基礎的な部分に重点を置いて今日の練習全体を組み立てた。まるでトレーニングキャンプのように基礎練習に時間を割いた。チーム全員にそれが必要だと考えてのことだ」とマッカーシーHC。
- ヒザ痛を抱えているため普段は水曜はパッドを着けて練習しないLTチャド・クリフトンだが、この日はほぼ全てのドリルに参加し、特にパッドレベルを低くするよう厳しい指導を受けていた。このところのランブロッキング不振は彼にも責任がある、と評価されているのだろう。
- DEカレン・ジェンキンズの戦線離脱についてマッカーシーHC。「彼はランでもパスでも非常によくやっていた。ランゲームでは破壊力のある働きをしていたし、パッシングゲームではなおさらそうだった。開幕4試合の選手評価において、我々は彼に極めて高い点を与えていたんだ」
- 新加入のDTケニー・ペトウェイは友人OTリチャード・コリアーの銃撃事件について、次のように語っている。「現実とは思えなかった。あの瞬間は、たくさんのことが頭の中を駆け巡ったよ。彼が14回も撃たれたことさえ知らなかった。あんなに撃たれて生きていること自体が奇跡だ。本当に残念なことだけど、僕はよい面を見たい。彼はまだ生きていて、まだ僕には彼という友人がいるんだから」 「彼に関する残念な知らせを聞いて、僕は自分が生きていることに感謝している。あの友人が生きていて、彼と話をすることもできる。またこうしてプレーすることができる僕は本当に恵まれていると思う。あのような事件があったのに、またチャンスを呼ばれたことに感謝している。人格面重視のNFLの流れの中で、今回のことが僕の不利に働いてもおかしくなかった」
- 鼠蹊部を負傷したLB A.J.ホークは軽いフォーメーションチェックの部分だけ参加。動きはかなりぎごちない。
- SSアタリ・ビグビー(ハムストリング)についてマッカーシーHC。「復帰に近づいてきている。彼は今週出たがっている」
- DEジェイソン・ハンター(ハムストリング)についてマッカーシーHC。「今週は出場できないだろう。できれば来週には」
- ヒザの捻挫でバッカニアーズ戦を休んだWRジェームズ・ジョーンズだが、この日はパッドを着け、ほとんどの練習に参加。「ずいぶんいい感じになったよ。これだけ走り回って、明日どのような状態になっているかが問題だ」