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Notebook: Cウェルズがようやく先発復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年9月26日
- 腰のケガから回復したCスコット・ウェルズが先発センターに復帰し、ジェイソン・スピッツは本来の右ガードに戻すことをマッカーシーHCが明言した。3試合先発したRGトニー・モールは控えに戻る。「Cウェルズは先週ずっと練習できたし、今日の内容もよかった」
- CBアル・ハリス(脾臓損傷)はすでに今週の欠場が発表された。「普通のケガとは違うのだから、慎重なアプローチをとる必要がある。7日間は彼は何もできない。今はまだセカンド、サード・オピニオンを聞き、今後のスケジュールを立てようとしているところだ。手術を避けられる可能性は十分ある。もしここにアルが立っていたら、今週もプレーできると言うはずだ。今季中に復帰できたらと私は望んでいる」とマッカーシーHC。
- CBハリスの代理人によると、本人は今季中の復帰を望んでいて、「脾臓摘出したら今週の試合に出られるか?」と医師に質問までしたのだという(むろん却下)。1週間は安静にしてすごし、3週間から5週間後に再びCTスキャンで脾臓の回復具合を調べたら、より詳しい回復スケジュールがわかるとのこと。問題は53人ロースターの都合上、今季中に復帰できるかわからない選手をチームが待っていられるのか、という点だろう。
- CBハリスに代わって先発するCBトラモン・ウィリアムズについてマッカーシーHC。「彼の(この2年間の)成長は我々にとって嬉しい驚きだった。我々はまったく恐れることなく彼を先発させることができる。彼はきわめて練習熱心な選手だ。若手選手の誰もが望むようなチャンスが今やってきたのだ」
- もう1試合欠場となりそうなSSアタリ・ビグビー(ハムストリング)に加え、相棒のFSニック・コリンズ(背中)もバッカニアーズ戦を欠場の恐れ。椎間板を損傷していないか、現在は検査結果待ちの状態だ。「近く復帰できるとは思っているけど、いつかはわからない。ドクターから許可が出たらね。今週であってほしいとは思うけど、まだドクターと話し合っていないから」とFSコリンズ。
- カウボーイズ戦でのQBアーロン・ロジャースの内容について、ジョー・フィルビンOC。「オフェンスが不調で3&アウトが続くと若い選手は苛立って、『自分がなんとかしなきゃ』と力んでしまい、システムから飛び出して、やりすぎてしまうことがある。しかし彼はその点で非常に規律正しいところを見せてくれた。相手DBと取り合いになるような危ないボールもなかったし、アサインメントもしっかりしていた。反省点も2、3あったし、決して完璧とは言わないが、全体としては非常に堅実な内容だったと我々は考えている」
- QBアーロン・ロジャース。「ダラス戦で僕らはは一歩後退してしまった。3rdダウンコンバージョンは低く、僕のパス成功率も望んだほどじゃなかった。オフェンス、特に特にパッシング・ゲームでもう少し呼吸を合わせる必要がある。ここから立て直すことが大事だし、次のゲームはチームにとっていいテストになるだろう。僕ら若いチームが(強い)ダラスに跳ね返され、2勝1敗になった。次も2連勝中の強いチームとの大事な試合だ」
- RBライアン・グラントは今季初めて水曜から練習にフル参加し、現時点でのインジャリー・リポートには掲載されていない。「練習内容はやや荒かったが、フル参加はできた。ハムストリングの状態については毎日詳しくチェックするが、明日もフル参加の予定だ」とマッカーシーHC。
- TE陣についてマッカーシーHCは、「ドナルド・リーは高いレベルでプレーしているし、(課題の)ブロッキングも昨年よりよくなっている。TE陣全体の出来には満足している」
- 今季初めてプラクティス・スクワッド選手の入れ替えが行われた。TEジョーイ・ヘイノスがドルフィンズと契約(ロースター入り)したため、空いた枠にDTフレッド・ブレッドソーと契約。DTブレッドソーはアーカンソー大出身のドラフト外ルーキーで、身長6フィート3(191cm)、体重329ポンド(149kg)。5月にパッカーズのトライアウトを受けたが、足首のケガのため契約には至らなかった。
- 将来有望と期待されたTEジョーイ・ヘイノスがドルフィンズに引き抜かれるにつき、残留するよう説得を試みたか?という質問に対しマッカーシーHCは、「彼が去る前に長い時間話し合った。残念なことだ。若く有望な選手を失いたくはない。彼には明るい未来が待っていると思うし、成功を祈っている」
- 日曜朝にESPNが「パッカーズとQBロジャースが契約延長交渉を開始」とのニュースを流したことについて、QBアーロン・ロジャース。「画面の下にニュースが流れたのを、ちょうど友達と一緒に見てたんだけど、自分でも知らなかった話だよ。僕のサイドから出た情報じゃないし、パッカーズから出たのではないことも知ってる。いったいどこから出たんだか」
- ニールセン社の調査によれば、今回のパッカーズ対カウボーイズ戦の視聴者数は2220万人にのぼり、NBCが2006年にサンデーナイトゲームを担当するようになって以来2番目の高視聴率とのこと。1位は2006年開幕週のコルツ対ジャイアンツ(兄弟QB対決)の2260万人だった。