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Packers 48 - 25 Lions
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年9月15日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (2-0) |
7 |
14 |
3 |
24 |
48 |
Lions (0-2) |
0 |
3 |
6 |
16 |
25 |
前半はQBロジャースのTDパス3回で21-3とリードしたパッカーズだが、後半はじりじりと追い上げを許し、スペシャルチームのミスもあって第4Q半ばについに逆転。しかしWRジェニングスのロングゲインを足がかりに再び逆転すると、RBジャクソンのTDラン、ディフェンス陣の3連続インターセプトで大差をつけた。
パッカーズは懸念されたRBグラントとCBウッドソンが先発出場。RBグラントはハムストリングが思わしくないのか、終盤リードされた時もRBジャクソンが1stダウンから出場した。CBウッドソンは2連続インターセプト、2つ目はダメ押しのタッチダウンとなった。
第1Q : パッカーズはランが止められて3&アウト。ライオンズはWRカルヴィン・ジョンソンに8ydsパス、RBケヴィン・スミスの4ydsランでフィールド中央に進むが、3rdダウンでサックが出てパント。GB陣14からのパッカーズはWRジェニングスへの13ydsパス、13ydsパス、RBグラントの4ydsラン、RBジャクソンの9ydsランでDET陣に入り、WRドライバーへの8ydsパス、WRジョーンズへの8ydsパス、WRジェニングスへの12ydsパス、RBランプキンの19ydsランでレッドゾーンへ。最後はWRジョーンズに9ydsTDパス成功。ライオンズはTEフィッツシモンズへの11ydsパス、RBスミスの14ydsランでGB陣に進んで第2Qへ。
第2Q : ライオンズはWRジョンソンの落球で結局パント。パッカーズはWRジェニングスに56ydsロングパス、RBジャクソンへの12ydsスクリーンパスでゴール前8ydsに迫り、RBグラントの3ydsラン2回で3rdダウンとなるが、WRドライバーへ2ydsTDパス成功。ライオンズは3rdダウンでサックされて3&アウト。GB陣37からのパッカーズはTEリーへの26ydsパス、WRジェニングスへの7ydsパスのあと、WRネルソンに29ydsTDパス成功。ライオンズはまたも3rdダウンでサックされ3&アウトとなり、パッカーズも3&アウト。残り2分29秒、DET陣23ydsからのライオンズは、WRファーリーへの14ydsパス、RBスミスへの12ydsスクリーンパス、WRウィリアムズへの9ydsパス、WRジョンソンへの22ydsパス、WRファーリーへの8ydsパスでレッドゾーンに入るが、ホールディングが響いて38ydsFGどまり。残り14秒、パッカーズはQBロジャースの13ydsスクランブルでフィールド中央に進むが時間切れ。
第3Q : ライオンズはWRジョンソンへの7ydsパス、RBスミスの6ydsラン、4ydsラン、WRウィリアムズへの23ydsパスで得点圏に入るがTDはならず、49ydsFG成功。パッカーズはQBロジャースの9ydsスクランブルで1stダウンを取るが、次のプレーでサックされファンブルロスト。GB陣30からのライオンズだがサックが響き、53ydsFGどまり。GB陣27からのパッカーズは、RBグラントの5ydsラン、WRジョーンズへの8ydsパス、RBジャクソンの10ydsラン、7ydsラン、WRドライバーへの10ydsパス、17ydsパスでゴール前9ydsに迫るがTDならず、25ydsFGで3点追加。ライオンズはサックが響いて3&アウト。パッカーズは50ydsからのチャンスだったが3&アウト。
第4Q : ライオンズはTEフィッツシモンズへの16ydsパス、CBハリスのパスインターフェアでGB陣に入り、WRマクドナルドへの7ydsパスのあと、WRジョンソンに38ydsTDパス成功。GB陣10からのパッカーズはまたも3&アウトに終わり、パントはPフロストのキャッチミスでセーフティとなって6点差。DET陣45からのライオンズは、WRウィリアムズへの16ydsパスでGB陣に入るが反則が響いてパント。GB陣9からのパッカーズはまたも3&アウトに終わり、ライオンズは好リターンでGB陣47からのチャンス。最初のプレーでWRジョンソンに47ydsTDパスが通ってついに逆転。パッカーズはWRジェニングスに60ydsパスが通って一気にDET陣23へ。しかし連続落球でTDならず、39ydsFGで再逆転。ライオンズ攻撃は最初のプレーでCBウッドソンがインターセプト。DET陣39からのパッカーズは、RBジャクソンの11ydsラン、WRドライバーへの9ydsパスのあと、3rdダウン1でRBジャクソンの19ydsTDランが飛び出して9点差に。ライオンズ攻撃はまたもCBウッドソンがインターセプトして41ydsリターンTDで16点差。ライオンズはWRファーリーに7ydsパス、QBキトナのydsスクランブルのあと、FSコリンズのインターセプトTDが飛び出して23点差。ライオンズはQBオーロフスキーが登場するが、1stダウンを取れずギャンブルも失敗。パッカーズはQBマット・フリンが初出場してニーダウン。
- 先発QBアーロン・ロジャースは24/38、328yds、3TD、INT0でレーティング117.0。前半は16/20だったが後半は8/18と苦しんだ。今回も4回25ydsと効果的なスクランブルを見せている。ターンオーバーにはならなかったが、先週と同じようなCスピッツとの間のスナップミスがあった。
- ラン攻撃はトータル30回123yds(平均4.1)。先週ファルコンズに42回318yds(平均7.6)を許したライオンズ守備だが、今回は立て直してRBグラントをシャットアウトした。
- RBライアン・グラントはぶじ先発出場したが15回20yds(平均1.3)と不振。
- RBブランドン・ジャクソンは終盤出ずっぱりで7回61yds(平均8.7)、1TDの活躍。しかしTDランの前のドライブでは、イージーな落球をしている。
- 初出場のRBクレッグ・ランプキンは1回19yds、パスキャッチ3回22yds。
- WR陣は以下の通り。
- WRグレッグ・ジェニングスは6回167ydsを挙げて勝利に大きく貢献した。第2Qには2つ目のTDに結びつく56ydsキャッチ。第4Qにはショートパスを60ydsのロングゲインにして再逆転FGにつなげた。逆転された直後の2ndダウン13、盛り上がっていたスタジアムを静かにしたビッグプレーだった。
- WRドナルド・ドライバーは7回52yds、第2Qには今年最初のタッチダウン。
- 今年初出場のWRジェームズ・ジョーンズは4回29yds、1TD。しかし落球が何回もあり、もし負けていたら戦犯になっていたところ。
- WRジョーディ・ネルソンはNFL初キャッチが29ydsTDとなったが、パスキャッチはその1回だけ。
- TE陣では、ドナルド・リーが2回27yds。トリー・ハンフリーはキャッチなし、ジャーマイケル・フィンリーは今回もアクティブ登録されず。
- 先発OL陣は開幕戦と同じく、左からLTクリフトン、LGカレッジ、Cスピッツ、RGモール、RTタウシャー。第3シリーズにはモールが下げられ、カレッジが右ガード、バーバーが左ガードに。第4シリーズから再び先発メンバーに戻った模様。プレー内容が理由なのかケガが理由なのかは不明。
- 被サックはわずか1回だが、今年最初のサックがファンブルロストに。QBロジャースがややボールを持ちすぎた。
- トータルオフェンスはパッカーズ447ydsに対してライオンズ311yds。タイムオブポゼッションもパッカーズが35分28秒と圧倒している。
- 3rdダウン成功率は9/16の56%と申し分なし。オフェンスの4つのタッチダウンは全て3rdダウンでのプレーだった。ライオンズは2/12のわずか17%で、ここが両軍の得点力の差になった。
- パッカーズの犯したターンオーバーは第3Qのサック&ファンブルロスト。
- 奪ったターンオーバーは第4Qの3連続インターセプト。CBウッドソンが2INT、FSコリンズが1TD。とくにFGで再逆転した直後のCBウッドソンのインターセプトは値千金だった。
- パス守備はQBキトナを21/41、276yds、2TD、3INTでレーティングで58.6。最後に3連続INTがあったので数字が下がったが、第4Qの2つのTDドライブはちょっと不甲斐ない。
- ラン守備は12回49yds(平均4.1)。前半で大量リードしたため、ラッシング回数そのものが少なかった。
- パッカーズはライオンズOLを圧倒して5サックを記録した。LB A.J.ホークが2サック、DEアーロン・キャンプマンが1.5サック、DE/DTカレン・ジェンキンズが1サック、DEバジャ=ビアミラが0.5サック。
- 反則は先週よりマシになったものの8回62ydsと決して少なくない。ライオンズは5回40yds。
- キックオフリターンはCBウィル・ブラックモンが4回平均24.8ydsと可もなし不可もなし。
- パントリターンはCBウィル・ブラックモンが2回平均2.0ydsと今週は不発。
- Pデリック・フロストはパント4回平均48.0yds、ネット36.0と先週より数字が落ちた。
- セーフティを喰らったプレーは、LSブレット・グードのスナップはたしかに高かったが捕れないボールではなく、Pデリック・フロストのキャッチミス。
- Kメイソン・クロスビーは25ydsと39ydsを両方成功。キックオフは10回のうち3回タッチバック。
- ケガ人は以下のとおり。
- 第1QにFBコーリー・ホールが左ヒザを負傷して退場。重いかもしれない。
- 第2Q最後にSSアタリ・ビグビーが負傷。脚がつっただけ、という説明だったが、後半はまるまるSアーロン・ラウスが出場したようだ。
- アクティブ登録から外れたのは、WRマーティン、TEフィンリー、Cウェルズ、RGシットン、DEトンプソン、CBリー、Sペプラー、第3QBのQBブローム。先週のメンバーからはWRジョーンズとWRマーティンが入れ替わっただけ。
- マッカーシーHCはこれで就任以来ライオンズに5戦全勝。ヴァイキングス戦と合わせると10戦全勝となった。パッカーズとしてはライオンズに6連勝となり、これは1954年以来のこと。
- マッカーシーHCは就任以来アウェー12勝5敗。ホーム(11勝6敗)よりも成績がいい。
- フォードフィールドでは開幕戦の完敗のためライオンズファンの興味が冷え込み、地元の家具店が約3000枚のチケットを購入してくれたおかげでようやくTVブラックアウトを逃れるという事態だった。