グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年8月 5日

ファーヴ情報: 「約束はできない」とマッカーシーHC

パッカーズはファーヴとロジャースの先発QB争いを容認したと見られているが、マッカーシーHCは月曜午後にファーヴ本人との話し合いを予定しており、全てはそれからだ、と釘をさしている。すでに日曜夜にファーヴと話はしたが、先発争いのチャンスを本当に与えるかどうかは、月曜に差し向かいでじっくり話し合い、ファーヴがどれぐらい真剣かを見定めてからだ、とのこと。つまり100%のコミットメントがあるかどうか、瞳の中に炎が見えるか、という確認のようだ。(トレードの相談でなければ)

「何も約束はできない。こうしてブレットがグリーンベイに来るまでの過程で、優柔不断さが常にあったからね。じっくり話し合い、コミュニケートすることが重要だ。いくつか確認しなければならないことがあるし、そうした情報を元にこれから進めていくことになる」

いっぽうJournal Sentinel紙によると、パッカーズは金曜にヴァイキングスに対してファーヴのトレードを打診した、とのこと。それによると、「もしファーヴが($20ミリオンオファーを蹴って)本当にやってきたら、同地区へのトレードも可能だ」とパッカーズのフロントの一員が伝えたらしい。話はそれだけの短いもので、条件を話し合うなど交渉といえるほどの内容ではなかった。また、代理人バス・クックはその話し合いには加わっていないとのこと。

注目のQBアーロン・ロジャースは落ち着いた様子でインタビューに答えている。「僕はコンペティターだ。競争するつもりだよ。もちろん容易なことじゃないし、ドッグファイトになるだろう。もし本当に競争となれば、それは僕もチャンスがもらえるということだ。僕の求めるのはそれだけだよ。自分の力を信じているし、できる限りの努力をして、あとはコーチが決めてくれればいい。結果として僕が敗れれば、ブレットをサポートして一緒に進んでいく」

「球団が僕を裏切ったなどとは、まったく感じていない。球団は難しい立場に立たされたと思うよ。でも僕らはブレットの復帰を歓迎し、チームとして前に進んでいくつもりだ。ブレットと会うのが気まずいとは思わない。僕と彼のトラブルではなく、彼と球団の問題だったからね。僕らの間に何も問題はなく、3年間うまくやってきた。元通りのところから再スタートできるはずだ」

CBアル・ハリス。 「ブレットは本当にプレーしたいんだ。どんな結果になるか僕にはわからないが、彼が本当にフットボールをやりたがっているのは知ってる。スタンドを駆け上がるトレーニングなんて、いくら暇だからってそんなことやるヤツがどこにいる?ミシシッピで練習してる様子もテレビで見た。彼がプレーしたいのだと僕にはわかる」

CBチャールズ・ウッドソン。「できるのは、競争させることだけだよ。彼の復帰は許可された。そうなったら、先発の座を勝ち取るチャンスを与えなきゃ。だからフェアなことだと思うよ。あとは結果を見守るだけだ」

WRドナルド・ドライバーはこれまで最もファーヴに好意的なコメントをしてきただけに、慎重な態度を取りながらも、喜びは隠しきれない様子。「スクリメージが始まる直前だったね。『いま飛行機に乗ってる』ってメールが来たんだ。僕はにっこり笑い始めた。『今晩会えるかい?』と聞いたら『たぶん明日だろう』ってさ。僕は彼を愛してる。常に言っているとおりね。僕らは非常に密接な関係にあるから、その親しい友人がそばに来てくれるのは嬉しいよ。僕の愛情は彼も知ってるし、彼が愛してくれてることも僕は知ってる」

WRジェームズ・ジョーンズ。「唯一心配なのはアーロンのことだけど、彼はとてもしっかりと対処してる。どんな結果になろうと、その結果を受け入れるしかない。アーロンは男だ。どんな状況にも対応できるよ。彼がスターターになるなら、スターターとして取るべき行動を取るだろう。ブレットがスターターになっても、アーロンはそのように対応するだろう。彼は大丈夫だよ」

新人のTEジャーマイケル・フィンリー。「故郷の友達がいつも『ブレットと会ったか?』って聞くから、そのたびに僕は『いーや。彼は来てないし』と答えるしかなかった。彼と会えるなんて素晴らしいね」

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