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Day 1: CBトラモン・ウィリアムズ負傷
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年7月30日
- 待ちに待ったトレーニングキャンプ初日。注目のチームとあって、例年を大幅に上回る報道陣が詰めかけている。いっぽうファンの数は昨年よりやや少ないように見える、とPress-Gazette紙。
- テッド・トンプソンGMはサングラスとベースボールキャップという姿でサイドラインから見つめている。彼が携帯電話で話し始めると、その姿を撮るためにカメラマンが近くに集まった。マーク・マーフィ社長も練習フィールドに姿を見せている。(写真)
- ケガの恐れのある選手の場合、朝晩と練習がある日は晩(フルパッド)だけしか参加しないことが多い。そうした扱いを予定しているのは、LTチャド・クリフトン(ヒザ)、DEバジャ=ビアミラ(ヒザ)、場合によってはRTマーク・タウシャーその他ベテラン選手もそうだ、とマッカーシーHC。
- DTジョニー・ジョリー(肩)とDTコリン・コール(前腕)とCBウィル・ブラックモン(足)は初日から元気に復帰。ただしジョリーはフル参加ではなく、スナップ数を加減していく予定とのこと。
- 春に背中を手術したDTジャスティン・ハレルはまだ復帰許可が下りていない。本人自身のコメントによると、最近ふたたび悪化させてしまい、よくても復帰まで数週間、悪ければ再手術もありそう。相当落ち込んだ様子で、「もう・・・質問されるのさえ嫌だよ。でもイラついても何の役にも立たないしね・・・」
- DTライアン・ピケットはハムストリングを少し痛めていて見学。長期にわたるものではなさそう。CBトラモン・ウィリアムズは夕方にでん部の屈筋を痛めて退場した。
- WRショーン・ボディフォードはケガのためインジャリー・リザーブ入りしたことが判明した。WRもリターナーも十分足りているので、チームへの痛手にはならないだろう。
- 注目のQBアーロン・ロジャースは堅実な内容だった。今キャンプ初のインターセプトは、7巡指名のWRブレット・スウェインがミスをしてボールを弾いたもので、CBアル・ハリスが簡単にキャッチ。
- QBロジャースからのパスをWRルヴェル・マーティンが立て続けに見事なキャッチを見せた。最初はCBブッシュを縦に抜き、ブッシュと絡み合って倒れながらキャッチ。2プレー後には、ヒッチ・ルートを走ってサイドライン際のボールをジャンプしながらキャッチ。
- WRジェームズ・ジョーンズも、CBウッドソンをぶち抜いてロジャースからのロングパスをキャッチしたナイスプレーがあった。
- RBグラントが契約問題で不在のため、RBブランドン・ジャクソンが1番手としてプレーしている。その後の序列はよくわからない。
- 7巡指名のWRブレット・スウェインは落球した上にボールを弾いてインターセプトされるミスを犯し、この日もっとも出来の悪かった選手の1人。TEトリー・ハンフリーも落球およびフォルススタート。
- LTチャド・クリフトンが休んだ午前の練習では、OTトニー・モールが1stチームの左タックルを務めた。入団から2年間は右サイドオンリーでプレーしていたモールだが、今年は春から左サイドもプレーしている。LTクリフトンは夕方のフルパッド練習には参加し、今後もこのパターンで行く予定。
- この日は朝・夕とも1stチームの左ガードはダリン・カレッジ。
- 1on1のパスラッシュドリルでよいところを見せたのは4巡指名のOGジョシュ・シットン。DTダニエル・ミューア、DEジェイソン・ハンターらを次々と料理した。ディフェンス側でよかったのは(夕方だけ参加の)DEバジャ=ビアミラ。OTトニー・モールをインサイド・ラッシュで見事に抜き去った。
- OTオーリン・トンプソンと4巡指名DEジェレミー・トンプソンがパスラッシュドリルで兄弟対決。Journal Sentinel紙によると初日は1勝1敗だったようだ。
- ピケット不在のため、1stチームのDTはジョニー・ジョリーとコリン・コールの病み上がりコンビだった。ロッカールームでDTジョリーは鎮痛剤所持で逮捕されたことについてノーコメント。「僕はここにいて、フットボールをプレーしてる。心配などしていられない。僕が心配なのは自分の仕事だけだ」
- Pジョン・ライアンは13回平均54.7ydsと好調。パンターが彼1人だけのため、リターン練習の途中からはマシンが代わりに蹴った。
- 。CBウィル・ブラックモンはパントリターナーの1番手としてプレーし、2番手はCBトラモン・ウィリアムズ。その他、WRグレッグ・ジェニングス、WRジョーディ・ネルソン、WRブレット・スウェイン、CBパトリック・リーも。
- パント練習のロングスナッパーは、J.J.ジャンセン、トーマス・ギャフォード、OGライアン・コンシダインに加え、なぜかDTジョリー・ジョリーまで登場。しかしDTジョリーのスナップは2回ともPライアンの頭を超えてしまった。
- フィールドゴールのブロック練習では、Kメイソン・クロスビーが24ydsからの35ydsの距離を6回全て成功させた。