グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年7月28日

ファーヴ情報: キャンプ参加を見合わせ

ブレット・ファーヴはスポーツ・イラストレイテッド誌のピーター・キングのインタビューの中で、パッカーズのキャンプ初日には出席しないことを明らかにした。「パッカーズのトレーニングキャンプの初めから出席するつもりだったが、『2日ほどくれたら今の状況を解決できるよう努力する』 とテッド・トンプソンが言ったので、僕もそれに同意した。僕はパッカーズの邪魔になるようなことをしたくないし、僕がフットボールを続けられるよう、今後数日のうちに合意できればと望んでいる」

ファーヴの口ぶりからして、パッカーズで復帰する線は完全に消えたと言ってよさそうだ。またパッカーズ側もキャンプでの混乱を避けるため、小さな妥協が成立したのだろう。今後の焦点は、パッカーズが満足するような代償がトレード先から手に入るかどうか、相手チームがファーヴの$12ミリオンのサラリー(それがイヤなら契約を結び直す)を受け入れるのか、ファーヴが(またも変心せず)新チームでプレーする気になるかどうか、といった点になる。

「今週はコミッショナーのロジャー・グッデルと何度か話をした。ある種の調停者になってくれないかと思ってね」とファーヴ。先日コミッショナーがトンプソンGMにトレードを促したのも、それを受けてのことのようだ。

ファーヴはヴァイキングスのチルドレスHCと話をしたことも認めたが、タンパリングに相当するような内容ではない、と強く否定している。「彼らと話したことははっきり認めるよ。(NFLの代表として調査をしている)ミルト・アーレリッチと面談した。『ブレット、彼らは君に移籍を誘ったのか?』 と聞かれたが、ノーと答えた。『僕は誰からも誘われる必要はない』 ってね。彼らは決して僕にミネソタに来るように誘ってなどいない」

トレード先の候補として挙がっているジェッツについて地元のNew Jersey Star-Ledger紙は、「トレードがまとまる可能性は非常に低い」との情報筋の話を伝えている。またファーヴに近い筋も、ジェッツとのトレードは可能性が低い、と述べているようだ。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player