グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年7月10日

Tailgate Tourでマーフィ社長がコメント

ウィスコンシン各地を大型バスでめぐるふれあい企画、第3回"Packers Tailgate Tour"が始まった(公式サイトブログ)。今回の参加者はマーク・マーフィ社長、ボブ・ハーラン名誉会長に加え、RBブランドン・ジャクソン、WRジェームズ・ジョーンズ、RGジェイソン・スピッツという若手選手たちだ。 ファーヴ騒動が始まって以来パッカーズ首脳が公の場に姿を現すのはこれが初めてとあって、マーフィ社長にはメディアからもファンからも鋭い質問が飛んだ。コメントの内容は、復帰を思いとどまるようファーヴに直接話しかけているように聞こえなくもない。

Q : ブレットは復帰するでしょうか?

「ブレット自身も言っていたように、現時点では全て噂と憶測にすぎない。そして、3月の引退会見を思い起こす必要がある。非常に感動的で心のこもった記者会見だったし、彼にとって難しい決断の結果だったのはご存知のとおりだ。おなじ元NFL選手として、彼がいま体験している状況は、私には完璧に理解できる。フットボールから離れるのは非常につらいことだし、長くプレーした選手ならなおさらのことだ。彼の気持ちはとても揺れ動いていると私は思うし、過渡期に対処しようとしている最中だと思う。しかし現時点ではただの噂に過ぎず、それ以上の反応は我々にはできかねる」

Q : 彼が再びパッカーズのユニフォームを着るかどうかはわからない?

「私にはわからない」

Q : 今日のファンとのふれあいの中では、(ファーヴについて)質問攻めだったのでは?

「5歳の子供からも聞かれたよ。たくさんの人々の関心の的であるのは明らかだね」

Q : ファーヴ問題は3週間後のトレーニングキャンプ開幕までに決着する?

「もちろんそう願っている」

Q : この話題についてファンからの電話がたくさんかかって来る?

「いくつか電話をもらったよ。さっきの話に戻るが、私が思うに、フットボールに限らずどんなスポーツでも引退の決断は容易ではないし、どのようにキャリアを終えるかは容易なプロセスではない。自分の望むような終わり方はできないものだ。自分がどうすべきなのかブレットが非常に苦しんでいる、というのが現在の状況だ。あのエモーショナルな引退会見を見ればわかるように、彼と奥さんはとても苦しんであの結論を出し、あそこで心からの決断を下したのだ」

[ 火曜夜のテイルゲート・パーティに集まったフォンデュラクの人々への発言 ]

「非常にデリケートな状況であることをご理解いただきたい。それも、彼がパッカーズの歴史の中で特別な存在であればこそです。どんなプレーヤーも、徐々に辞めていくことなどできません。彼らを偉大な選手たらしめている強烈な競争心。それがあるからこそ彼らは常に競争を求め、次の挑戦を求める。しかし同じような興奮やアドレナリンをもたらすような 『次の挑戦』 など見つけるのは困難なものです。いま我々が見ているのはそういったことでしょう」

カテゴリ : Contract/Personnel, Team/Organization