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ファーヴ情報: パッカーズ首脳からのコメントはなし
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年7月 5日
- ブレット・ファーヴの噂で大騒ぎとなった翌日も、パッカーズ首脳からの公式コメントはなし。
- 現在ファーヴはreserve/retired リストに入っており、ロースター枠にはカウントされないものの、パッカーズの管理下にある。ファーヴが復帰したいと思えば、チームとNFL本部に書類を送付するだけでよく、チームは24時間以内にファーヴをロースターに入れるか解雇しなければならない。トレードするならいったんロースターに入れてから。どちらにせよ、もしファーヴが本気ならばパッカーズは困った立場に追い込まれる、という見方が強い。
- パッカーズがファーヴの復帰希望に困惑(または迷惑)、とする見方が主流である一方、「パッカーズ側の姿勢はシンプルで、プレーをしたいなら来ればいい、という構え」という情報筋の話を伝えるメディアもある。
- 元相棒のCフランク・ウィンタースは水曜(大騒ぎになった日)の朝にファーヴと話をしたが、本人は復帰話など何も口にしなかったとのこと。「復帰したら驚くか? いや、プロスポーツでは何があっても僕は驚かないね。マイケル・ジョーダンは何年か休んだ後で復帰したし、何が起こるかわからないよ。今の暮らしにうんざりしてカムバックするかもしれないし、やはりフットボールはもうたくさん、のんびりリラックスしたいと言うかもしれない」
- 元TEのマーク・チュムラは不祥事で退団したあとファーヴと疎遠になっているせいか、コメントにややトゲがある。「ブレットはメディアが大好きで、彼の兄弟もメディアが大好きで、代理人のバス・クックもメディアが大好きだ。彼が本当にプレーしたいのなら、直にテッド・トンプソンと話し合って 『自分はプレーしたい』 と言えばいい」
- 契約問題が注目されるRBライアン・グラントが地元ラジオ番組に出演し、「交渉は進展していて、間違いなく今後数週のうちに締結できるはずだ」と見通しを語った。EFAオファーにサインしていない彼はパッカーズの契約下にない状態なので、たとえキャンプを欠席しても罰金を科すことはできないが、さすがにトレーニングキャンプ前には折れるだろうという見方が一般的。
- 4日が独立記念日の休日なので、連休明けあたりからドラフト指名選手との契約交渉が活発になる見込み。
- CBウィル・ブラックモンは一昨年に骨折した右足が完全に治りきらず、昨季終了後にも手術を受けたが、今もまだ痛みがあるらしい。トレーニングキャンプから復帰できたとしても、練習量を加減しながらの参加となりそうだ。リターナーではビッグプレーをいくつも繰り出したものの、本業のCBの方ではトラモン・ウィリアムズにむしろ引き離されてしまっている。
- Supplemental Draft が来週行われるはずだったが、エントリーが1人もなかったため今年は取り止めとなった。ドラフト後に大学出場資格を失った選手たちがNFL入りするための補助ドラフトで、古くはQBバーニー・コーザーやWRクリス・カーター、最近ではOGマイク・ウォールやDTジャマール・ウィリアムズといったプロボウラーも輩出。昨年は10人がエントリーして2人が指名されていた。