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Notebook: トンプソンGMがエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年3月27日
- The Sporting News誌の George Young NFL Executive of the Year にテッド・トンプソンGMが選ばれた。各球団のGMおよびエグゼクティブ48人の投票によって選ばれるもので、今年は19票を集めたトンプソンGMがジャイアンツのジェリー・リースGM(9票)を抑えて賞に輝いた。ここ数年でCBウッドソン、DTピケット、WRジェニングス、RBグラントといった優れた選手を集め、リーグ最年少のロースターで13勝を挙げたことが評価された。
- 受賞の喜びを語るトンプソンGM。「グリーンベイ・パッカーズを代表してこの賞を受けることは、たいへんな名誉だ。個人でなくチームとしての名誉だと我々は感じているし、このフランチャイズが成功するために力を尽くしたコーチ、プレイヤー、スタッフすべてが誇りに思うべきだ。この受賞は彼らの献身への評価だ。そして特に素晴らしいのは、これがジョージ・ヤング(元ジャイアンツGM)の名を冠した賞であることだ。彼はNFLの偉大なチャンピオンであり、私が非常に尊敬する人物でもある」
- パッカーズから同賞に選ばれるのは1992年のロン・ウルフGMに次いで2人目。1992年といえば、NFL引退して証券ビジネスの世界にいたテッド・トンプソンがウルフGMの誘いでパッカーズに加わり、スカウティング部門での第一歩を踏み出した年でもある。ウルフGMから指示された最初の仕事の1つが、ファルコンズの前年のプレシーズンゲームのビデオ3本を観て、背番号4のブレット・ファーヴというQBの評価を述べよ、というものだった。
- Exclusive-rights Free Agent(EFA 用語集参照)として$445,000ドルの1年契約にサインしたSアタリ・ビグビーだが、当然もっと大きな金額を望んではいる。しかしRBグラントのように今すぐというわけではなく、来季中にもパッカーズ側が話し合いに応じるだろう、と代理人は見通しを語っている。「どのチームも、その選手がトレーニングキャンプをケガなく乗り越えるのをまず見届けたいものだ」
- 2月末にパッカーズと契約したOTジョー・トレドは、ワシントン大学1年のとき以来フル出場したことがなく、まるでケガのデパートのような選手。先月ドルフィンズから解雇されたのもそのせいだが、プロ1年目のキャンプでいったん右ガードのスターターとなったように、ケガさえなければ能力はあると今でも評価されているようだ。今年のオフシーズン・プログラムでは右タックルをプレーしていて、球団内のある情報筋は、T/Gトニー・モールやOTオーリン・トンプソンよりずっと上、と見ている。あくまでもケガがなければだが。
- 先日パッカーズを訪れたQBクイン・グレイ(JAC)は、テキサンズと$645,000ドルの1年契約を結んだ。現状ではQBマット・ショウブ、QBセイジ・ローゼンフェルズ(トレードの噂も)に次ぐ3番手となりそう。金額も含め、パッカーズが2番手として熱心に誘えば獲得はできたはずで、そうならなかったのは、もともとそこまで本気でなかったのだろうという見方が強まっている。
- パッカーズが興味を示していたTEクリス・ウィルソン(TE)はイーグルスとの契約に合意。
- 同じくチーフスのCBベニー・サップは火曜にヴァイキングスと約$80万ドルの1年契約を結んだが、契約しなければ次にパッカーズを訪問する予定だったらしい。