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Notebook: CBフランク・ウォーカーはBALへ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年3月16日
- パッカーズからFAとなっていたCBフランク・ウォーカーがレイヴンズと契約した。契約ボーナス$1.295ミリオンを含む総額$3.5ミリオンの2年契約。昨年パッカーズ唯一のFA獲得選手として、$1.24ミリオンの1年契約でジャイアンツから移籍してきたウォーカーだったが、ニッケルバックどころかシーズン終了時にはダイムバックの座さえ確保できなかった。昨年の内容からすると$3.5ミリオンは結構な金額だが、その評価が正しいなら、パッカーズの控えCB陣は意外と悪くないのかもしれない。
- ファーヴがいなくなったことで、WRコーレン・ロビンソンは来季の開幕ロースターに残れない可能性もあると見られている。元依存症の仲間ということもあってファーヴは彼を熱心にサポートし、フィールド上でもできるだけ彼に捕らせたいという様子があった。しかしパッカーズでの2年計13試合で28キャッチ330ydsしか挙げておらず、さほど光るものを見せてくれてはいない。来季はプロ2年目のジェームズ・ジョーンズの成長がかなり見込め、長身のWRルヴェル・マーティンもコーチ陣から高く評価されているので、ファーヴの積極サポートがなくなったロビンソンは5番手以下に落ちる可能性が高くなる。
- QBアーロン・ロジャースは12日、アラスカ州フェアバンクスで2人乗りの犬ぞりレースに出場した(写真)。14日から16日に開催される大レースに先立って行われたプロアマ戦のようなレースらしい。ここアラスカにもパッカーズファンはいて、ロジャースは盛んにサインを求められていた。キリスト教慈善団体の企画したこの旅行にはNFL選手数人が参加し、フェアバンクス近くのフォート・ウェインライト陸軍基地の慰問も行っている。
- San Francisco Chronicle紙コラムニストのスコット・オストラーは、「ファーヴが(引退会見で)取り乱して泣き崩れた? 大したことはない。アーロン・ロジャースが一流QBだとわかったときの49ersファンを見るまで待て」と書いている。つまり、2005年ドラフトで49ersはアレックス・スミスの方を選んだので、もしロジャースが一流QBになったらファンの落胆は倍加してしまう、という意味。
- パッカーズからFAとなっているQBクレイグ・ノールの代理人によると、パッカーズ、ヴァイキングス、テキサンズの3球団と話し合いをしているが、まだ本格的な交渉ではないとのこと。
- QBマーク・ブルネル(WAS)はセインツと2年契約を結んだ。ブルネルは昨年2番手争いでトッド・コリンズにも敗れ、代役スターターとして活躍したコリンズが結局レッドスキンズと再契約したため、2番手になれるチームを探していた。
- パッカーズがイーグルスとのトレードでA.J.フィーリーを獲得するのでは、という噂がごく一部にはあるらしい。
- 若いアシスタントコーチが2人退団したことを受けて後任を探していたマッカーシーHCだが、ジョー・ウィットJr.をディフェンスのクォリティ・コントロールに、モンドレイ・ジーをトレーニングコーチのアシスタントとすることを発表した。ジョー・ウィットJr.は昨年ファルコンズでアシスタントDBコーチを務め、その前はルイヴィル大のCBコーチ兼リクルーティング・コーディネーターだった。皮肉にも、先日退団したエリック・ルイスはルイヴィル大のCBコーチになるためパッカーズを辞めている。