グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年3月 5日

ブレット・ファーヴが引退を決断

FOX Sportsのジェイ・グレイザー記者が、「ブレット・ファーヴが引退を決断し、球団側にもその意思を伝えた」と報じた(記事)。また Biloxi Sun Herald のアル・ジョーンズ記者も同じように伝えている(記事)。こちらは兄スコットからの話。ジョーンズ記者はファーヴ家の親しい友人で、昨年もファーヴは現役続行のスクープを彼に与えていることから、かなり確度の高い情報だろう。

ジェイ・グレイザー記者は一方で「ファーヴと球団側が発表するつもりかどうかは不明」とし、「思いがけない心境の変化がないかぎり、引退することになる」と表現している。

ESPNのクリス・モーテンセンもファーヴの代理人バス・クックから確認を取った。月曜夜にファーヴからマッカーシーHCに決断を伝えたとのこと。ただし火曜朝の時点で、ファーヴが記者会見を行う予定はない、とクックは語っている。

続報 ファーヴ本人のコメント

ESPNのクリス・モーテンセンのもとにファーヴ本人からボイス・メールが入ったとのこと。直前にモーテンセンは代理人バス・クックのコメントとして、「本人はもう1年やるつもりだった。球団側にはランディ・モス獲得を働きかけた。一昨年とは違って、トンプソンGMはファーヴに現役続行を強く働きかけなかった」という記事を書いていたので、それを否定するためと思われる。

「自分がまだプレーできることはわかっている。しかし僕は精神的に疲れた。とにかく疲れたんだ。妻のディアナとも話し合ったことだが、もし僕が現役続行を決断したとして、結果的に成功したと思えるのはスーパーボウルに勝ったときだけだろう。もしスーパーボウルに出てもそこで負けたとしたら、自分にとっては何よりも悪いことだ。だから、スーパーボウル制覇以外は全て不成功なんだ」

「(スーパーボウル敗退は)不成功とは言えないということは僕にもわかっている。しかし現役続行が正しい決断だったと思えるのはスーパーボウルに勝ったときだけで、正直言ってその確率となると難しいことだ。僕には荷が重いし、その挑戦をする気持ちにはなれなかった」

WRランディ・モスをはじめとするFA補強の問題が引退の理由ではないと強調。 「この決断はパッカーズが誰を獲ったとか獲らなかったとは関係がない。僕はトンプソンGMともマッカーシーHCとも仲良くやっている。彼らのこれまでの全ての決断に賛成するかと言えば、それはノーだ。しかし大事なのは、そういった事柄は僕の決断には影響を与えなかった、ということだ」

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