グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年2月14日

ジョー・フィルビンOCのプロボウル日記 3

42点取って試合に勝つことができ、見ていても楽しかった。ロースターには能力の高い選手ばかりだから、プレーコールを出すのも大変ではなかった。どちらを向いても魅力的な選手ばかりで、ランをしようと思えばとてもよい選択肢があるし、パスを投げようと思えばこれまたよい選択肢がある。ご覧のようにランニングバック(RBピーターソン)は見事な出来だった。

こちらのQB3人はどれもよい仕事をしたと思う。ティップされたのを含め2つINTがあったものの、本当によいプレーをしてくれた。QBジェフ・ガルシアは真のプロだ。身体的にはさほど恵まれてはいないが、仕事への取り組み方には感心させられた。日曜のプレー内容は非常によかったし、彼と話ができてよかった。

オフェンシブラインはプロテクションがよく、またヴァイキングスからの2人、LGスティーヴ・ハッチンソンとCマット・バークは、毎日のミーティングに必ず一番乗りする熱心さだった。やるべきことをしっかりこなすプロフェッショナルで、ミーティングでもフィールド上でも連携が取れていた。人間として立派で、彼らがあらゆる点でよい仕事をすることは驚くに値しない。

得点がよく入ったのは、私たちのプレーコーリングとは関係がない。あれだけ武器が豊富ならプレーコールも楽だ。どんなプレーを選んでもチャンスがある。我々NFCは一度しかパント隊形になることがなく、そのパントでもコーチ・ストック(マイク・ストックSTコーチ)が見事なフェイクでパスを成功させた。2つのターンオーバー以外では全ドライブでエンドゾーンまでボールを運ぶことができ、満足している。最後のTDドライブまではどちらに転ぶかわからない展開だったが、残り3分でダメ押しをすることができた。大きなドライブだった。

ウチの選手、LTチャド・クリフトンとWRドナルド・ドライバーもよくやった。チャドは慣れない右タックルをしなければならなかったが、よい右タックルであることがわかったので、今後からかうネタができたというものだ。第4Q終盤のドライバーのダイビングキャッチも素晴らしかった。いつでも頼りになる、安定感のあるプレーヤーだ。

家族は出発ぎりぎりまでたっぷりと楽しんだ。日曜夜に現地を出発する前にもノースショアに行ってサーフィンを見た。木曜にも行ったのだが、その時は波があまりなかったからだ。サーフィンする連中を見ながら海辺の素敵なレストランで夕食をとり、楽しい旅行を締めくくった。本当に素晴らしい家族旅行だった。

この年になると自分のベッドが恋しいもので、華氏0度(-18℃)以下のウィスコンシンに戻ってもさほどショックはない。いつになっても慣れることができないのは時差の方で、午前3時半か4時になっても寝付くことができない。たぶん子供たちにとっては、これから学校に行かなければならないという点でショックがあることだろう。

カテゴリ : Coach/Front Office