グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年1月 6日
- 4連休を終えてプレーオフに向けた練習が始まった。パッドを着けて個人ドリルを数多くこなし、まるでキャンプのような雰囲気だった。「相手が決まらずに練習するのはやりにくいものだ。まるでトレーニングキャンプみたいだった」とCウェルズ。
- 練習参加しなかったのは、RGジェイソン・スピッツ(太もも)、FBジョン・クーン(『どこかの打撲』とマッカーシーHCは説明)、TEババ・フランクス(ヒザ)、CBウィル・ブラックモン(足)、LBトレイシー・ホワイト(足首)の5人。
- RGジェイソン・スピッツは来週には練習参加できるだろう、とマッカーシーHCは自信を示している。「毎日メディカルスタッフの報告を聞くたびにスピッツの状態はよくなってきている。かなり回復してきたとドクターは考えている。来週のいつ復帰させるか具体的には決めていないが、出場できるとかなり楽観している」
- CBウィル・ブラックモンは(休日の)月曜に足の状態をテストして、そこで問題なければ練習復帰とのこと。
- LBトレイシー・ホワイトはチーフス戦で負った足首の重度の捻挫に2ヶ月苦しんだが、ようやく回復してきた。ドクターからは練習参加の許可が出ているが、コーチの判断でこの日は自重したとのこと。
- ハムストリング負傷で4試合休んだQBアーロン・ロジャースが今週から復帰し、練習にフル参加した。「まだ勘が鈍っていて、今日の出来は全然よくなかった。でもフィールドに出られて気分はよかったよ」
- でん部を痛めて2試合休んだFBコーリー・ホールも復帰し、もう問題はなさそう。
- OGコストンの戦線離脱により先発出場が確定したLGダリン・カレッジ。「こんな形でスターターになりたくはなかったけど、ローテーションしなくてよくなったのは有難い。フィールドに入ってリズムがつかめたところで交替しなきゃいけなかったからね。とにかく、僕はプレーのレベルを上げなきゃいけない。言いたくはないが、レギュラーシーズンより大きな試合なのはたしかだから」
- この日のOL選手たちは、最初の個人ドリルとしてファンブルリカバーの練習を行った。キャンペンOLコーチの転がしたボールにスライディングで飛び込んで、ボールを捕まえる練習だった。もちろんブロッキングの練習も入念に行っている。
- CBブラックモン欠場に備え、CBトラモン・ウィリアムズがパントリターン練習を行っている。
- 対戦相手がSEA、NYG、TBのいずれになるかについて、DEアーロン・キャンプマン。「好みは特にないよ。どれも優秀なチームで、それぞれに強みがある。『この相手と当たりたい』と言えるようなチームはないと思う」
- SSアタリ・ビグビーはフロリダからの帰途に時間がかかり、ようやく到着したのが金曜の練習中のこと。遅刻のビグビーとこれから話をする、とマッカーシーHCは不満そうな表情で語っている。ビグビーは練習終了後ものんびりシャワーを浴びており、イライラしながら待ったショッテンハイマーDBコーチがようやくヘッドコーチ室に連行した。通例からすると罰金処分となりそうだが、精神的な未熟さを懸念する声は、以前から地元メディアには少なくない。
- ファーヴがスポーツマン・オブ・ザ・イヤーとして特集された号のスポーツイラストレイテッド誌は、なんと同誌史上初となる三度目の増刷を行った。