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グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月29日
- WRグレッグ・ジェニングス(足首)は2日連続で練習を休み、欠場の方向。
- 週の前半には「DTライアン・ピケットは出場確実」といった趣旨のコメントをしていたマッカーシーHCだが、「回復の様子を見て」と慎重な方向にシフトしてきている。
- 今週何度かトンプソンGMと話し合った結果、目先の試合よりプレーオフ重視、健康重視に考えが変わってきたとマッカーシーHCは認めている。ひょっとすると、ベアーズ戦の不出来にカリカリしていたマッカーシーHCをトンプソンGMが諭したのかもしれない。
- この日はQBファーヴとQBノールによる55ydsのロングパス練習が見ものだった。エンドゾーン左右奥に設置したネットを狙う練習だが、これまでファーヴもロジャースも1日に1回しか成功したことがなかった。先に2本成功させたノールに対し、ファーヴも最後のパスを見事ネットに放り込んでこの日2回目の成功。ヘルメットを脱いで宙に突き上げ、見物のディフェンシブラインマンたちから喝采を受けていた。
- 最終戦への心構えについてLBニック・バーネット。「ミスを修正し、先週見せたより優秀なチームであることを証明したい。無意味なゲームという気持ちでフィールドに出たくない。実際そうじゃないんだから。目の前の相手がパンチを出そうとしているなら、やっぱり殴り返す準備をしなきゃ。(ケガの予防に関して)一番賢いやり方はハードにプレーすることだと思う。ケガをしないよう慎重にやろうとしたときにかえってケガをするものだ。これまでの毎週と同じようにプレーすれば、ケガの心配なんてないよ」
- あと101ydsで1000ydsラッシングに到達するRBライアン・グラントだが、マッカーシーHCはその記録を狙わせるつもりはないようだ。「1000ydsはランナーにとって大きな数字だ。ウチのフルバックの連中が特に意識しているようだね。ランニングバックにとっては誇りとなる数字だし、毎年達成したい目標だろう。ライアン・グラントは10月29日のデンバー戦の後で初めてスターターになったのにこれだけの数字を残した。我々のランゲームにとっても彼本人にとっても、それだけで名誉なことだ」
- RBグラントの一発ロングゲイン能力のおかげで目立たないが、ランブロッキングの不安定さは解消されていない。「ライアンがよかったのは、タッチダウンまで持っていってくれたことだ。これはたしかに重要なことだ。みなさんが書くように『キャリー1回あたり6yds』ならスタッツ上は喜ばしいことかもしれない。しかしテープを見れば、安定して柔軟かつスムーズにランが出せていないのは明らかだ」とフィルビンOC。
- ベアーズ戦第4QにDEアレックス・ブラウンにサックを許したが、それまでQBファーヴはパスプレー152回連続でサックされておらず、ファーヴ自身の最長記録にあと1つ足りないだけだった。昨年は7メンプロテクションを多用して被サック24(NFL5位)を達成したが、今年はマルチプルWR主体で5メンプロテクションが多いにもかかわらず、ここまで被サック18(NFL3位)とよくがんばっている。
- 木曜朝に公募雪かきを行ったばかりのランボーフィールドだが、金曜には2、3インチの積雪が予想されるため、試合までに再度の雪かきが必要になるかもしれない。
- パッカーズのプレーオフ初戦は1月12日(土)か13日(日)か決まっていないが、土曜夜8時からのゲームはAFC戦に決まったので、パッカーズがデーゲームであることは確定した。土曜午後4時半からか、日曜午後1時または4時半からの試合となる。しかし翌週のカンファレンス決勝はAFCが1月20日(日)午後3時スタートで、NFCは午後6時半とのこと。(時間はすべて東部標準時)
- ウィスコンシンのある家具販売会社では、「今日から元旦までのお買い上げ分は、もしパッカーズがスーパーボウル制覇したら無料に」というキャンペーンをスタートしている。