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Notebook: WRジェニングスは軽傷
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月26日
- WRグレッグ・ジェニングスの足首についてマッカーシーHCは、「軽い捻挫と聞いているが、捻挫というより打撲のようだ。次も出場できればと期待している。骨の出たあたりを蹴られただけではないかとドクターは考えている。ドクターも本人もさほど心配していない」と説明している。今回のケガ人はWRジェニングスだけで、これはめでたい。
- ベアーズ戦を欠場したDTライアン・ピケット(鼠蹊部)だが、普通なら出場できる程度のケガで、コーチが無理に説得して休ませたようだ。「ライアンは今週は出られると思う。水曜の練習からずっと参加できると思うし、そうでなかったら驚くね。もし今わたしに決めろと言われたら、出場と言うだろう」とマッカーシーHC。
- ライオンズ戦での起用プランについて、「ここまでの試合と同じように試合を始める。その後でどのようにしていくかはまだ決めていない」とマッカーシーHCは語っている。ベアーズ戦での不振が最終戦でのプレータイムに影響するか、と聞かれると、「それもたしかにある。今回のパフォーマンスに私は大いに不満だし、再び実戦に戻って高いレベルでプレーすることが重要だ。それに、その翌週試合がないことも重要な要素になる。チームをシャープに保ちたいし、シカゴ戦でよくなかった基礎的な部分をいろいろ修正したい。今週の練習とデトロイト戦ではそれが中心になるだろう」
- 今回不振だったからといって、屋内練習を主体にするプランに変更はない、とマッカーシーHC。「屋外で練習することがチームの助けになると思っていたら、とっくの昔にそうしていただろう。私だって屋外で、天然芝で練習するのが好みだ。しかし(厳寒期に無理に屋外でやっても)効果が得られない点もある。全員が集中できなければ、練習の質が下がってしまう。だから逆効果なのであり、私が屋内で練習させるのはそのためだ。先週屋外で練習していれば違う結果になったとは全く思わない」
- 左ガードはジュニアス・コストンかダリン・カレッジか固まっていないが、右ガードはこのままジェイソン・スピッツで行くとのこと。「3人の中でジェイソンが最も安定しているのはたしかだと思う。今後はずっと彼を右ガードにしておくつもりだ。継続性もほしいからね。ダリンとジュニアスに関しては、どちらかが左ガードの座をつかみとってくれなければ」とマッカーシーHC。この日更新された公式デプスチャートでもRGスピッツ、LGコストンがスターターとなっている。
- 散々だったパントチームについて、パンターやロングスナッパーよりもラインのブロッキングの悪さをマッカーシーHCは強く批判している。「パントプロテクションは過去2年で最悪だった」
- 審判がパイルからLBニック・バーネットを引き離そうとして後ろから首を絞める形になったことをマッカーシーHCは強く批判。「こんなことはこれまで一度も見たことがない。ニックの首のあたりをつかんで引き倒すなんて、あの審判は完全にやりすぎだと思う。試合を通して、プレー後のいざこざは多かった。むこうのオフェンシブラインは終盤にニックを狙ってきた。ライバル同士の試合ではそういうことも起きるものだ。起きたこと全てを見たわけじゃないが、終わりの部分は見た。あの審判のしたことはプロにあるまじき行為だ。全く不適切だったと思う」
- 上記のLBバーネットの件についてNFL本部のグレッグ・アイエロはノーコメントで、マッカーシーHCに直接話をしたい、とのこと。(審判を強く振り払おうとした)バーネットへの懲罰はない、と語っている。
- 通常なら月曜朝は、終わったばかりの試合のフィルム分析をまずコーチ陣が行うが、今回はそれを飛ばしてライオンズ戦のゲームプラン検討に入ったとのこと。仕事を減らして家族との時間を増やすための措置だが、今回のベアーズ戦はあまり参考にならないということもあるのかもしれない。
- 日曜夜は悪天候のなかシカゴからぶじ帰ることができたが、実際はかなり微妙だったらしい。グリーンベイ空港に着陸ができないことを見越してバスで帰ろうとしたところ、「視界が晴れたので飛べる」との連絡がきて飛行機へ。グリーンベイでは再び視界が悪化したが、しばらく待っただけでなんとか着地できた。しかし、すぐ後ろの飛行機はデトロイトに回されている。「デトロイトに泊まって月曜朝に帰ってくる準備もしていた。グリーンベイ空港では滑走路が凍ったため、上空で45分ほど待たなければならなかった。しかしなんとか8時には家に帰ることができて、まあ悪くなかった」とボブ・ハーラン会長。