過去の記事 |
2007年 >
12月 >
Packers - Cowboys Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月 1日
- マイク・マッカーシーHC。「10勝2敗というのは(落胆するより)そのチャンスを活かすべき好成績だと私は思っている。10-2は、まさに我々の現在の姿だ。優れたフットボールチームだ。この試合がプレーオフに影響するかもしれないが、それでもいい。まだたくさんプレーしなければならないし、大局を見ることも必要だろう。若い選手たちにとって初めてのビッグゲームの雰囲気だったから、勝てなかったのは残念だ。昔のように、今後チャンピオンシップにたくさん出場するつもりだしね。今夜ベストなプレーができなかったことは、今後の成長の糧にできる」
- CBアル・ハリス。「(この試合に限らず)どんな敗戦だって大きな敗戦だよ。ただ今回は期待が大きかったからね。失望しているか? もちろん、ものすごく失望してるさ。でも僕らは決して努力をやめずに積み重ねていく。いま取り組んでいる仕事を続けるだけだ。勝つべき試合は勝っていかなきゃいけない。今日はカウボーイズに脱帽だ。彼らはゲームプランをしっかり実行し、勝利を手に入れた」
- オフェンスのゲームプラン失敗について、マッカーシーHC。「我々はアグレッシブに行きたかった。こちらのWRとあちらのCBの陣容を見て、そこにチャンスがあると思ったからだ。しかしプレッシャーが問題になってしまった」
- 第2Q途中で負傷退場したQBブレット・ファーヴは、「試合に戻れなかったのが何より残念だ。本当に戻りたかったんだ」と語っている。ヒジの内側の骨の飛び出した部分を英語で funny bone というらしい。「次の試合は大丈夫だと思う。さいわいなことに、何日か余分にあるしね。 funny bone を打つというのは、10倍の強さでハンマーで打たれたことを想像すると、ちょうどそんな感じだ。今回はヘルメットがもろに右ヒジにヒットしたようだ。去年も(ペイトリオッツ戦で)同じような場所を打って、薬指と小指の感覚がなくなったことがあった。あの時も治って出場できたから、大丈夫だと思うよ。今はかなり腫れがある」
- 「ブレットがオークランド戦に出られる可能性はかなり大きいと思う」とマッカーシーHC。
- QBブレット・ファーヴ。「ダラスにはきっと勝てると思う。逆に負けることもある。僕らの最高のフットボールをしなければならない。僕らにも勝つチャンスはあった。フットボールは何が起きる分からない。また対戦したいね」
- QBアーロン・ロジャースは、「僕らは勝利に十分なプレーができなかった。自分としてはすごくよくオフェンスを動かすことができたと思う。落ち着いてプレーできた。自分の足でも稼げることはプレシーズンで示したとおりだと思う。3点差に追い上げたときには、サイドラインのみんながウチは勝てると思った。自分のプレーについては満足しているけど、勝てなかったことに失望している」と振り返っている。初TDについて聞かれると、「素晴らしい気分だったよ。走って行って(ジェニングスから)記念のボールをもらってきた」
- QBロジャースについてマッカーシーHCは、「あの活躍で接戦に持ち込むことができた。彼のおかげで勝つチャンスもあった。ゲームプランを彼のために変えることはしなかった。いいプレーをしたと思うし、彼のためにも嬉しい」とマッカーシーHCは語っている。QBファーヴは、「アーロンはすごくいいプレーをしたと思う。チャンスさえあれば、と僕がずっと言っていた通りだった。僕が初先発したのも同じような状況だった。今日はアーロンのおかげで勝つチャンスがあった」
- ライオンズ戦で負傷したCBチャールズ・ウッドソン(つま先)とDEカビーア・バジャ=ビアミラ(足首)の出否は試合直前に決めるものと思われていたが、ウォームアップさえしようとしなかった。2人とも、欠場は早くから決まっていた、という趣旨のコメントをしている。
- CBウッドソンとDEバジャ=ビアミラを温存したのは残り4試合およびプレーオフのためだ、とトンプソンGM。「この試合を切り抜けて次に進もう、と考えたからだ。まだ試合がたくさん残っている」
- DEバジャ=ビアミラは2002年第4週(わき腹負傷)に休んで以来5年ぶりの欠場。CBウッドソンは昨年パッカーズに移籍して以来初めての欠場。「おそらく(言われていたほど)出場に近くない状態だった。前回は復帰を焦って悪くしてしまったし。オークランド戦に出られる可能性はある。時間はたっぷりあるし、今後の成り行きを見守るしかない」とウッドソン。
- 第2Q途中でベンチに下げられてそれっきりだったLGダリン・カレッジは、「何も話すことはない」とのこと。マッカーシーHCはパスプロテクションが交代の理由の一部だと認めた上で、「もともとコストンを起用したい考えが我々にはあった。ガード陣は3人によるレースだ」と説明している。
- カレッジとの交代についてRGジュニアス・コストン。「ジェームズ・キャンペン(OLコーチ)が僕のところに来て、『準備できてるか?』って言われただけなんだ。僕としてはまずまずだったと思う。最初の第2Qのうちは勘が鈍っている感じもあったけど、試合が進むにつれて地に足がついてきた」
- CBアル・ハリス対WRテレル・オーウェンスの対決と注目されたが、普段と違ってCBハリスはオーウェンス専門でなく、別の選手がついた(またはゾーン)の時にオーウェンスのビッグプレーが多かった。「そのためにWRをモーションさせるわけ。ウチに対してスクリメージでいろいろと動かすチームはたくさんある。むこうのコーチングスタッフがいい仕事をした。こちらはもっと上手くアジャストをしなきゃいけなかった。ゾーンをしっかりやれなきゃいけないし、マンもしっかりやれなきゃいけない。ボブ(サンダースDC)のプランはよかったんだ。ただ僕らがそれを十分に実行できなかった」とハリス。
- ボブ・サンダースDC。「オーウェンスにハリスをつけたカバレッジもあれば、(オーウェンスがシフトしても)アウトサイドに残すカバレッジもあった。ベーシックなディフェンスのままでいたかったからだ。ポジショニングがおかしかったプレーがいくつかあったのは確かだ。ユニット全体として、破綻したプレーが多すぎた。もっといい仕事をしなければならない、それだけだ」
- パス守備不振についてCBフランク・ウォーカー。「僕らが目指したのは、レシーバーをフリーで好きなように走らせない、ということだったのに、何度かフリーで走らせてしまった」
- FSニック・コリンズ。「僕らはこの試合に興奮しすぎていたと思う。この試合には多くのものがかかっていたしね。落ち着くまでにずいぶんかかってしまった。落ち着いて見られるようになってからは、まずまず悪くなかった。あと何プレーかやり直せたら、結果は違ったものになると思うんだけど」
- 不振のCBジャレット・ブッシュをCBトラモン・ウィリアムズと交代させた判断についてサンダースDCは、「ローテーションさせるのがもともとのプランだった。ディフェンシブラインと同じように、フレッシュに保つため」と強弁している。本当にローテーションであればしばらく休んだ後フィールドに戻るはずだが、ブッシュはベンチのままだったので、この説明を真に受けるわけにはいかない。
- ブッシュとの交代について、CBトラモン・ウィリアムズ。「自分としてはすごくよくやったと思う。あの40ydsパスインターフェアを除けば、特に大きなプレーを許すこともなかった。あのプレーでは、僕らの足が絡まってしまっただけなんだけど、むこうはホームチームだし、あまり僕が言えることはないね」
- 試合最初のディフェンスでWRオーウェンスへの12ydsキャッチの際、サイドラインに出る直前にCBアル・ハリスがボールをむしり取ったのに、サイドラインの審判がよく見ていなかった。チャレンジの結果、「前進が止まっていたからファンブル無効」というよくわからない説明で、判定は覆らず。
- ドラフト外ルーキー、DTダニエル・ミューアは頭をモヒカン刈りにしてNFL初出場。回数は少ないながらローテーションにも加わったが、タックルは記録できなかった。
- 約2ヶ月ぶりの出場だったCBウィル・ブラックモンは、スペシャルチームのみ。
- 今季のパッカーズがTEのカバレッジを不得手としているせいか、カウボーイズは3TE隊形を何度も使ってきた。
- 昨年12月から続いていたロードゲーム連勝は7でストップ。今回勝っていれば球団記録に並ぶところだった。1941-42および1966-67の2回、ロード8連勝を記録している。
- 7キャッチを記録したWRドナルド・ドライバーはこれで通算491キャッチとなり、偉大なるドン・ハトソン(1935-45)を抜いて球団史上3位に。1位はスターリング・シャープの595回、2位はジェームズ・ロフトンの530回。