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Notebook: ガード4人をローテーションして練習
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年11月 9日
- この日の練習ではコストン、カレッジ、スピッツ、バーバーの4人が左右両ガードでローテーション起用された。週末までこれを続けてヴァイキングス戦の先発を決める、とマッカーシーHCは語っている。「理想的な状況とは言えない。シーズン半ばにもなれば、そんな時点はもう過ぎたと思いたい。しかし現実はこの通りだ。ガードのパフォーマンス・レベルは改善する必要がある。我々は4人に機会を与え、週末になってから判断する」
- 4巡ルーキーのアレン・バーバーもローテーションに加わってはいるが、プレー回数がかなり少なく、実質的には彼を除く3人の争い。大学で左タックル専門だったので時期尚早と見られているのだろう。
- ジュニアス・コストンは10月11日の練習で足首を捻挫して以来、1ヶ月ぶりの先発復帰を目指している。「動きはとてもよかった、とジェームズ・キャンペン(OLコーチ)は見ている。フルパッドとなる明日の練習で多くのことがわかるだろう。今日はいつもとは違って軽い練習だったから」とマッカーシーHC。
- ここ3試合に先発したトニー・モールは首のケガのために前述のローテーションに加わっていない。たとえケガがなくても無理だったかもしれないが。
- 肺炎で体重が落ちてしまったCスコット・ウェルズは、本来の295ポンドに戻すべく、「食い物を見たら口に入れる」食事法で回復に努めているらしい。
- RBライアン・グラント(脳震盪)はまだコンタクト練習の許可が下りず、部分的に練習参加。テスト結果から、ヴァイキングス戦出場は楽観視している、とマッカーシーHC。「早ければ明日にもドクターから許可が下りるだろう。日曜には問題ないと我々は思っている」
- 脳震盪についてRBグラント本人は、「今日は練習でもプレーしたし、気分はすごくいい。試合中は、フラフラして何かがおかしい感じだった。でも今はとてもいいよ」
- RBブランドン・ジャクソンが公式デプスチャートの2位に復活してきた。RBモレンシーが復帰以来いまひとつパッとしないせいかもしれない。
- LBトレイシー・ホワイトはチーフス戦で足首を痛め、ヴァイキングス戦の出否は微妙に。彼はスペシャルチームの中核であるだけでなく、ゴールライン守備で5-4隊形を取るときにはディフェンスに入っている。欠場となると控えLBがビショップだけになってしまうが、(先発陣にケガ人が2人が出るような)緊急時にはFBコーリー・ホール(大学ではLB専門)はLBで使わず、FBジョン・クーンを使う、とマッカーシーHCは説明している。
- エンドゾーン左右奥にネットを設置してのロングパス練習で、この日はQBアーロン・ロジャースがQBファーヴに勝利。以前はゴミ缶を使っていたが、キャンプ終盤ごろに、バスケのゴールを大きくしたようなネットを8フィート(約2.4m)の高さに設置するようになった。Journal Sentinel紙の記者によると、「ファーヴがロングパスを何度もアンダースローしたレッドスキンズ戦の前にはあまり見なかったが、今は毎週1回はやっている」とのこと。ここ2試合ロングパスの精度が素晴らしいのはそのおかげなのかどうか。
- 2005年にヴァイキングスに所属したWRコーレン・ロビンソン。昨年夏に解雇されたことを恨みには思っておらず、生き方を変えなければならないと気付かせてくれる一環だったと考えている。「今となっては感謝しているんだ。だって、あれがなければ今の自分はなかったと思うから。あれがなければ、私生活でも信仰の面でも精神的にも、いまの僕はなかったと思う。本当に感謝している。この1年は自分にとってものすごく有益だった」
- 前回のヴァイキングス戦では5回もファンブルを犯したパッカーズ。この日も熱のこもったボール・セキュリティ・ドリルが行われている。
- WRグレッグ・ジェニングスはブロンコス戦で82ydsTD、チーフス戦で60ydsTDを挙げた。パッカーズ選手が2試合連続で60yds以上のロングTDパスキャッチを決めたのは、1983年のWRジェームス・ロフトン以来。過去50年間で2人目とのこと。
- 今回パッカーズが連勝した@デンバー(103勝38敗で.730)と@カンザスシティ(104勝36敗で.743)は、1990年以来もっともホーム勝率の高い2チームだった。パッカーズは98勝42敗で4位。
- チームメイト同士のコンビとして、DEキャンプマン(NFL最多9サック)とDEカビーア・バジャ=ビアミラ(6.5サック)の計15.5サックが、チームメイトのコンビとしては現在NFL最多。2位はジャイアンツ(DEユメニオーラとDEタック)の計15サック。
- SI.com(Sports Illustrated)によるNFL各球場のスタジアム・エクスペリエンス価値のランキングで、ランボーフィールドが1位に選出された。17000人以上の読者アンケートを元にして、チケット、食事や飲み物、アクセスのしやすさ、テイルゲーティング、チームの強さ、スタジアムの雰囲気、周辺地域などの項目を採点して合計したもの。