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Packers 17 - 14 Redskins
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年10月15日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Redskins (3-2) |
7 |
7 |
0 |
0 |
14 |
Packers (5-1) |
7 |
0 |
10 |
0 |
17 |
第2Q初めから雨が降り出し、両軍ともオフェンスにミスが多くディフェンス優位の試合となった。ディフェンスNFL3位のレッドスキンズにパッカーズオフェンスはトータルわずか225ydsと抑え込まれたが、特に後半はディフェンスが非常によく頑張り、ターンオーバーを活かして逆転勝ちを収めた。パッカーズの5勝1敗スタートは2002年以来。
第1Q、パッカーズは相手反則とFBホールへのパス2回でWAS陣に入るがそこまで。レッドスキンズはRBポーティスのラン2回で1stダウンを取ってパント。GB陣37からのパッカーズはTEリーへの60ydsパスで一気にゴール前に進み、RBウィンが先制の3ydsTDラン。WAS陣32からのレッドスキンズはTEクーリー、RBポーティス、WRランドル=エルへのパスでGB陣に入るとTEクーリーへの28ydsパスでゴール前5ヤードに進み、QBキャンベルのスクランブルで同点TDラン。パッカーズが3&アウトのあと、レッドスキンズはTEクーリーへの14ydsパスで1stダウンを取ってパント。
第2Q、パッカーズはWRジェニングスへの8ydsパスとQBファーヴのランで1stダウンを取るが、サックが響いて結局パント。WAS陣40からのレッドスキンズはRBポーティスへの21ydsパスでGB陣に入るが、CBウッドソンがインターセプト。パッカーズはパス3回連続失敗のあと、WAS陣46からのレッドスキンズはGB反則で1stダウンを取るが、3rdダウンでのキャッチミスで結局パント。GB陣20からのパッカーズはまたも3&アウト。WAS陣37からのレッドスキンズはTEクーリーへの連続パス成功でレッドゾーンに進み、最後もTEクーリーに14ydsTDパス成功。前半残り1分07秒からパッカーズは、WRルヴェル・マーティンへの18yds、WRドライバーへの15yds、RBモレンシーへの9ydsパスでWAS陣28に進むが、46ydsFGは失敗して前半終了。
第3Q、レッドスキンズはRBポーティスの13ydsランで1stダウンを取るがパント。GB陣31からのパッカーズは、48ydsのロングパスをインターセプトされてQBファーヴ通算INT記録達成。しかしレッドスキンズは3rdダウンで落球が出て3&アウト。GB陣48からのパッカーズは、QBファーヴの7ydsスクランブルとWRドライバーへのパス2回などでレッドゾーンに進むが、ホールディング判定でWRジョーンズへのTDパスは取り消しとなり、37ydsFG成功で4点差に。好リターンでGB陣48からのレッドスキンズだが、リバースしたWRサンタナ・モスがファンブルし、拾ったCBウッドソンが57yds走り切って逆転TD。レッドスキンズはWRランドル=エルへの18ydsパスだけでGB陣に入れずパント。
第4Q、パッカーズが3&アウトのあと、レッドスキンズもラン3回で1stダウンが取れず。パッカーズは、13ydsパスインターフェアで1stダウンをもらうが敵陣に入れない。レッドスキンズはWAS陣9でRBポーティスがファンブルロスト。しかしパッカーズはTDパスがアウトオブバウンズで認められず、38ydsFGも失敗に終わる。GB陣28からのレッドスキンズはWRマッカーデルへの9ydsと21ydsパスでGB陣に入るが、GB陣33でギャンブル失敗に終わる。パッカーズはラン2回で1stダウンを取るが、ロングパスをまたもやインターセプトされる。WAS陣24からのレッドスキンズだが、サックなど3回連続ロスでパント。残り2分44秒、GB陣42からのパッカーズは2ミニッツをはさんでラン3回でパント。残り1分13秒でタイムアウトなし、WAS陣20からのレッドスキンズは反則やサックで1stダウンさえ取れず、4thダウン失敗に終わる。
- QBブレット・ファーヴは19/37、188yds、0TD、2INT。後半は40ydsしかパスが通らなかった。第3Q最初のドライブで通算インターセプト記録を達成。しかしインターセプトはどちらも敵陣レッドゾーンへのロングパスで、さいわい即ピンチになるようなものではなかった。
- RB陣では今週もデショーン・ウィンが先発して13回37yds(平均2.8)、1TD。モレンシーは4回11yds、パスキャッチ5回23yds。
- WR陣ではドライバーが3回38yds、ジェニングスが3回20yds。ジョーンズは(TDは反則で取り消され)キャッチゼロに終わった。レシーバー陣は今季最悪の数字だった。
- TE陣ではドナルド・リーが60ydsを含む3回75yds、フランクスはエンドゾーン右奥へのTDパスがアウトオブバウンズの判定で、パスキャッチゼロ。ヒザ?の負傷が心配される。
- OL陣ではCウェルズ(眼窩骨折)だけでなくRGコストン(足首の捻挫)も欠場し、代役はCジェイソン・スピッツとRGトニー・モール。2サックで済んだが、相手はブリッツが少なくパスカバレッジを増やす方針だったようだ。
- トータルオフェンスはパッカーズがわずか225ydsにレッドスキンズ304yds。試合後半に限るとパッカーズ70ydsにレッドスキンズは96ydsと、試合が進むほど両軍オフェンスが低調となった。
- タイムオブポゼッションはパッカーズ27分12秒。3rdダウン成功率は両軍とも20%台で、パンターの出番が多かった(両軍8回ずつ)。
- パッカーズの犯したターンオーバーはQBファーヴのインターセプト2つ。奪ったターンオーバーは3つ。第2QのCBウッドソンのインターセプトは相手レシーバーが弾いたラッキーなもの。第3QのファンブルリカバーTDは、WRサンタナ・モスの腕からDTコーリー・ウィリアムズが叩き落したボールをCBウッドソンが拾って57ydsのタッチダウン。第4QにはSSビグビーがRBポーティスにファンブルさせ、LBホークがリカバー。敵陣9ydsにもかかわらず、オフェンスがTDパスを決められず、FGも失敗だった。
- ロストこそなかったがWRドライバー、WRマーティン、QBファーヴ、CBブッシュがファンブルしており、相変わらずボール・セキュリティには問題が多い。
- ラン守備は29回94yds(平均3.2)。前半61ydsに対し後半33ydsと非常によく頑張り、1つの勝因となった。
- パス守備は週間MVPのQBジェイソン・キャンベルを21/37、217yds、1TD、1INT。試合を通してレシーバー陣のキャッチミスが多く、パッカーズは大いに助けられた。レッドスキンズはOL陣にケガ人が多く、終盤になるにつれパスプロテクションが悪くなっていた。
- レッドスキンズWR陣はケガのせいか不調だったが、TEクリス・クーリーが9回105yds、1TDの大活躍。しかしそのほとんどが前半のもので、後半はわずか2回8ydsに抑えることができた。
- パッカーズは計3サック。前半はなかなかプレッシャーがかからなかったが、終盤は相手パスプロが悪化してQBに時間を与えなかった。DEキャンプマンが2サック、DEジェンキンズも今季初サックを挙げた。
- 今回のDT陣はライアン・ピケットとジョニー・ジョリーが先発。
- 反則はパッカーズが4回35yds。レッドスキンズは7回53ydsと比較的少なかった。
- Kメイソン・クロスビーは2回失敗して1/3。前半終了と同時に46ydsを左に外し、第4Qには38ydsを左ポストに当ててしまった。
- パントリターンはCBチャールズ・ウッドソンが4回平均1.8ydsと手も足も出ず。今回はCBトラモン・ウィリアムズにファンブルがあり、ロストしなかったのは幸運だった。
- 雨のため互いにキックオフの飛距離は出なかったが、CBトラモン・ウィリアムズのキックオフリターンは3回平均14.3ydsとパッとせず。いっぽうカバーチームは1回だけ40ydsのビッグリターンを許している。
- Pジョン・ライアンは8回平均42.1yds、ネット平均39.1ydsはよかった。特に第4Q初めの自陣14からの53ydsパントはオフェンス不振のチームを救った。
- ケガ人は以下のとおり。
- 第2Q途中でDEカレン・ジェンキンズがヒザを痛めて退場したが後半最初から復帰。
- RBモレンシー(わき腹)とRBウィン(手)も一時退場したが、ぶじ復帰している。
- TEババ・フランクスはもともと悪かったヒザを悪化させたのか第4Q途中で退場。心配なケガは彼だけのようだ。
- アクティブ登録から外れたのは、RBジャクソン、RGコストン、Cウェルズ、DEモンゴメリー、DEモンゴメリー、DTコール、DTミューア、LBビショップ、CBブラックモン。