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Packers 31 - 24 Chargers
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年9月24日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Chargers (1-2) |
7 |
7 |
7 |
3 |
24 |
Packers (3-0) |
3 |
14 |
0 |
14 |
31 |
序盤からランを捨ててパス一辺倒のパッカーズは、ノーバック隊形の多用も効果を発揮して3点リードでハーフタイムへ。チャージャーズのペースとなった第3Qには簡単に逆転TDを許し、第4Q残り5分で敵陣ゴール前でのギャンブルに失敗したが、残り2分でWRジェニングスに57ydsTDパスが飛び出して逆転。最後はLBバーネットのインターセプトからRBジャクソンが初TDランを挙げてダメ押しとなった。
第1Q、GB陣31からのパッカーズはWRジョーンズへの22ydsパスで敵陣に入るが、SD陣40でパスインターフェアが認められずギャンブル失敗。チャージャーズはRBトムリンソンのランとTEゲイツへの8ydsパス、さらにパスインターフェアで得点圏へ。最後はWRヴィンセント・ジャクソンに27ydsTDパス成功。GB陣13からのパッカーズはヘルメットtoヘルメット反則で1stダウンをもらい、WRジョーンズへの26ydsパスとRBジャクソンへの15ydsスクリーンパスでレッドゾーンに進むがTDパスは通らず、28ydsFGで3点を返す。チャージャーズは反則も響いて3&アウト。50ydsからのパッカーズは相手反則とRBジャクソンのランでSD陣に進んで第2Qへ。
第2Q、パッカーズはWRドライバーへの16ydsパス、RBウィンへのショベルパスでゴール前に進み、WRドライバーへの5ydsTDパスで逆転。チャージャーズはTEゲイツへのパス2回などでGB陣に進むが、ロスタックルとサックが響いて結局パント。GB陣21からのパッカーズは、WRドライバーへの46ydsパス、WRジェニングスへの9ydsパスとRBジャクソンのランでゴール前に進み、最後はTEフランクスに5ydsTDパス成功。残り2分48秒、SD陣20からのチャージャーズはTEゲイツ、WRジャクソン、TEバスター・デイヴィスなどに次々とパスが通り、最後もTEバスター・デイヴィスに10ydsTDパスが通って3点差に。
第3Q、チャージャーズは3rdダウン13からWRフロイドに25ydsパス、次の3rdダウンもTEゲイツに通ってGB陣へ。RBトムリンソンの11ydsラン、RBターナーの9ydsランなどで得点圏に進み、RBトムリンソンへのショートパスが21ydsの逆転TDに。両者パントのあと、GB陣12からのパッカーズは、WRドライバーへの23yds、WRジョーンズへの9yds、WRドライバーへの12ydsパスでSD陣に入るが、サックが響いて結局パント。
第4Q、チャージャーズはRBトムリンソンのラン2回で1stダウンを取るが、3rdダウンでサックが出てパント。GB陣30からのパッカーズは、WRドライバーへの24yds、TEリーへの18ydsなどでSD陣1に迫るが、フォルススタートが響いて4thダウンインチズ、ギャンブル失敗で得点ならず。チャージャーズはTEゲイツへの18ydsパスで危険地帯を脱してからパント。残り2分18秒、GB陣43からのパッカーズは、2プレー目のWRジェニングスへのスラントが57ydsの逆転TDに。残り1分58秒、SD陣22からのチャージャーズ攻撃は、LBバーネットがインターセプトしてSD陣1までリターン。RBジャクソンのラン2回でダメ押しのタッチダウン。チャージャーズ攻撃はパス成功3回で得点圏に進み、44ydsFG成功で7点差。残り20秒、オンサイドキックはWRドライバーがキャッチして万事休す。
- QBブレット・ファーヴは28/45、369yds、3TD、INTなしと先週に続き素晴らしい内容。1stダウンだろうと3rdダウンショートだろうと徹底的にノーバック隊形を使い、今回も8人のレシーバーに投げ分けた。(先週と同様に)短めのパスからランアフターキャッチを稼ぐ狙いだったようだ。
- 試合最初から徹底したパス優先のゲームプランで、QBスクランブルを除いてランプレーは11回41yds(平均3.7)だけ。先発RBブランドン・ジャクソンは6回22yds(平均3.6)、1TD。RBデショーン・ウィンは3rdダウンバックとして出場し、2回9yds。RBライアン・グラントは2番手格で登場し、2回9yds。
- ラッシングが少ない分、RB陣はパスキャッチ回数が多めで、RBジャクソンが3回22yds、RBウィンが3回14yds、RBグラントが1回-3yds。
- WR陣ではドライバーが第1Qにヘルメットを吹っ飛ばされながら6回126yds、1TDの大活躍。今季初出場のジェニングスも4回82ydsを挙げ、第4Qには値千金の57ydsTDキャッチ。ジョーンズも6回79ydsと頑張った。
- TE陣ではTEドナルド・リーが4回44yds。TEフランクスは唯一のパスキャッチが5ydsのタッチダウンだった。
- OL陣では今回もRGジュニアス・コストンが先発。チャージャーズの強力ディフェンス相手にあまりQBプレッシャーを許さず、45回もパスを投げて被サック2なら上出来か。
- トータルオフェンスはパッカーズ405ydsにチャージャーズ364yds。タイムオブポゼッションはパッカーズが27分45秒。
- パッカーズはターンオーバーを犯さなかったが、4thダウンギャンブルを2回とも失敗している。奪ったターンオーバーは試合最後のLBバーネットのインターセプト。
- 3rdダウン成功率は両軍とも5/11の45%。
- ラン守備は28回73yds(平均2.6)と申し分なし。RBトムリンソンを22回62yds(平均2.8)に止めることができたのが最後の逆転を呼んだ。
- RBトムリンソン封じに注力した影響か、パス守備はQBフィリップ・リヴァースに27/36、306yds、3TD、INTゼロといいようにやられ、特にミドルレンジがよく通った。TEアントニオ・ゲイツのカバレッジが甘く、11回113ydsを許した。WRヴィンセント・ジャクソンにも6回98yds、1TD。
- WRヴィンセント・ジャクソンに許した先制TDパスはCBアル・ハリスのカバーは悪くなかったが、完璧なパスに完璧なキャッチだった。前半2ミニッツ前後のTEバスター・デイヴィスへのTDドライブは、十数ydsのパスを次々と通されて不甲斐なかった。第3QのRBトムリンソンへの逆転TDパスは、ちょうどFSコリンズが負傷退場していたプレーで、LBバーネットが簡単に振り切られてのTDだった。
- DT陣はライアン・ピケットとコーリー・ウィリアムズが先発。公式デプスチャートでも、先週半ばからジョニー・ジョリーに代わってウィリアムズが先発に復帰している。
- サックはDEバジャ=ビアミラが2つ。ファンブルフォースもあったが惜しくもリカバーできず。
- 反則は5回38ydsと少なかったが、敵陣ゴール前数インチのところでのRGコストンのフォルススタートが響いて4thダウンギャンブルにも失敗し、もし負けていたら敗因の1つと指摘されるところだった。
- Kメイソン・クロスビーは28ydsのFG成功1回のみ。キックオフはよく飛んで、6回のうち3回もタッチバックがあった。
- パントリターンはCBチャールズ・ウッドソンが4回平均10.3ydsとよかった。
- キックオフリターンはCBトラモン・ウィリアムズが4回平均14.8ydsと今回はイマイチ。
- Pジョン・ライアン3回ともレッドゾーンへのパントで、平均44yds、ネット平均43.0と今回は申し分なかった。
- ケガ人は以下のとおりで、深刻なものはなかったようだ。
- FSニック・コリンズは第3Q最初の守備で背中を痛めたが次のシリーズで復帰。
- DEジェンキンズは第3Q最初の守備で胸を強打したのか数プレーだけ退場。第4Qに再び同じ場所を痛めたかもしれない。
- アクティブ登録から外れたのは、RBモレンシー、T/Gモール、DEモンゴメリー、DTハレル、DTミューア、LBビショップ、CBウォーカー、Sラウス。
- QBブレット・ファーヴは3TDパスを挙げ、いよいよダン・マリーノの通算420TDとタイ記録に。
- WRドナルド・ドライバーはランボーフィールドでの通算パスキャッチが219回となり、アントニオ・フリーマン(213回)を抜いてスタジアム歴代1位に。
- LSロブ・デイヴィスはランボーフィールドでの出場が78試合となり、リロイ・バトラーを抜いてスタジアム歴代3位に。