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Day 17: SSアタリ・ビグビーが1stチームに
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年8月15日
- プレシーズン初戦を休んだCBアル・ハリスとCBウッドソンが練習に復帰。FBマイリーとT/Gモールも復帰したが、この2人はまだフル参加ではない。スティーラーズ戦で負傷したSアンダーウッド(ハムストリング)とQBマーティン(頭)も休まず参加。RBデショーン・ウィン(太もも)は見学を続けている。
- 次のシーホークス戦ではQBポール・トンプソンが3番手で出場するため、この日の練習でもマーティンでなくトンプソンが3番手としてプレーした。
- スティーラーズ戦ではまずまずブリッツに対処できていたRBブランドン・ジャクソンだが、この日のフルコンタクトのブリッツ練習では、8回対戦してほぼ全敗とこれまでで最悪の出来だった。
- 7on7練習で落球が相次いだレシーバー陣だが、WR対DBの1on1ドリルでは16プレー中13プレーでDB陣に勝利。特にWRジョーンズは相変わらず質の高いプレーを続け、CBウッドソンやSSマニュエル相手にパスキャッチを決めていた。
- スティーラーズ戦で超イージーなキャッチミスをしたTEババ・フランクスだが、この日は素晴らしいキャッチを見せた。
- SSアタリ・ビグビーが1stチームに入って注目を集めた。完全な昇格ではなく、SSマニュエルと交互にプレーしていたようだ。スティーラーズ戦では2つのビッグプレーに関わっていただけに意外な人事だが、この試合だけでなくキャンプ全般のプレー内容から、先発を競わせる価値があると判断されたのだろう。練習後のロッカールームでのインタビューでは厳しい質問も多かったが、CBブラックモンやCBハリスが横から割り込んでビグビーをサポートしていた。
- CBチャールズ・ウッドソンは、QBファーヴからWRドライバーへのパスを高くジャンプして見事にインターセプト。WRジェニングスへのパスも叩き落したが惜しくもキャッチできず、サイドラインに戻って自分から腕立て伏せ。もともと練習で全力を出し切るタイプではないが、それでも彼の能力の高さは際立っており、移籍1年半で最高の練習内容だったようだ。パントリターナーとしても1stチームに復帰している。
- LBアブドゥル・ホッジと6巡ルーキーのLBデズモンド・ビショップの2番手ミドルLB争いは拮抗しているが、現時点ではビショップがわずかに上回っており、ホッジは今後のプレシーズン3試合で逆転しなければ解雇の可能性が高い。「ビショップには満足している。彼とアブドゥル、これはいいバトルだ。最後まで競わせて成り行きを見守るだけだ」とマッカーシーHC。
- ドラフト外ルーキーのDEラリー・バーダインはスティーラーズ戦でサックを挙げただけでなく、試合後半はコンスタントにプレッシャーをかけていた。この日の1on1パスラッシュ・ドリルでも鋭い動きを見せている。DL陣の層の厚さを考えると開幕ロースター入りはかなり難しいが、プラクティス・スクワッドの有力候補。
- この日のキッカー争いもKメイソン・クロスビーがわずかにリード。32ydsから53ydsまで7本全てを成功させたKクロスビーに対し、Kデイヴ・レイナーは53ydsだけを失敗している。最近はKクロスビーのホルダーがPジョン・ライアン(正ホルダー)、KレイナーはQBロジャースとコンビを組んでいることからも、首脳陣がクロスビー優位と見ていることがうかがえる。
- 月曜の夕食後、ミーティングを取り止めてボウリング大会を開催するとマッカーシーHCが宣言。大喜びの選手たちは3台のバスに分乗してボーリング場に向かった。
- ボウリング大会では、全選手・コーチが3人ずつ35チームに分かれ、2ゲームずつプレーして予選を行った。決勝では、LBホーク/TEハリス/マイク・ロヴァット(アシスタントトレーニングコーチ)のチームが、TEフランクス/QBトンプソン/ワシントンCBコーチのチームを165-144で下し、見事に優勝を飾った。この日の個人最高スコアはCBジャレット・ブッシュの212だった。